《片付けられない》 には理由があった! “やる気の問題” だけじゃない、意外な 3つの共通点
2025.7.13 奏かえで
部屋をきれいにしたいと思うのに、どうしても片付けられない、散らかったまま。そう悩む人たちには共通点があった……? 知れば片付けができるようになるかも。
片付けが苦手な人に共通する、3つの特徴とは

気付けば散らかっている部屋。「片付けなきゃ」と思っているのに、なぜか手が止まってしまう。それは、やる気の問題ではなく、思考のクセや行動パターンが関係しているのかもしれません。今回は、片付けが苦手な人に共通する3つの特徴を紹介します。小さな意識の変化が、片付けへのハードルを下げてくれるかもしれません。
「後でやろう」が口グセ
「後でやろう」「まとまった時間ができたら片付けよう」。そうやって先送りにして、結局ずっと片付けられないまま、なんてことありませんか?
片付けは、体力も集中力も使う作業です。疲れているときや気分が乗らないときは、つい後回しにしたくなるのも無理はありません。でも、その「後で」がなかなか来ないまま、時間だけが過ぎてしまうことが多いのはご存じの通りです。
そんなときは「これだけやる」と範囲を小さく区切って、5分だけ手を動かしてみましょう。一部だけでも片付くと、気分がスッキリして次の片付けにも取り組みやすくなります。
モノに思い出が宿り過ぎている
「これ、記念日にもらったやつだ」「この服、あの旅行で着たな」。物に思い出が宿っていると、なかなか手放せないものです。それは単にもったいないからではなく、当時の気持ちがよみがえってくるからかもしれません。
とはいえ、どんなに大切な物でも、散らかった部屋の中では埋もれてしまいます。思い出を残しながら整理したいときは、スマホなどで撮影して画像に残しておいたり、一部だけ取っておいたりするのも一つの方法です。
片付けは、心の整理でもあります。物や思い出と向き合うことで、空間だけでなく気持ちにもゆとりが生まれるでしょう。
ファイナンシャル・プランナー、作業療法士、ライター 奏かえで
健康・マネー系ジャンルを中心にライターとして活動。現役の作業療法士で回復期病棟を経験しつつ、介護老人保健施設に10年以上勤務。ファイナンシャル・プランナー(FP)・簿記の資格を持ち、新旧NISA・iDeCoへの長期投資を継続中。専門性を生かした記事執筆が強み。
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