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【スーパー】値下げシールをかっさらう…!  《半額ハンター》驚きの生態とは、そして店員たちの “思い” とは

2025.7.13 奏かえで

スーパーで売り場をザワつかせ、客たちを色めき立たせる「半額シール」。それを狙う客たち「半額ハンター」について、店員たちは何を思っているのでしょうか。

今日もバトルは繰り広げられている

スーパーの半額シールのイメージスーパーの半額シールのイメージ

 スーパーの精肉売り場、鮮魚売り場、お総菜売り場で、閉店時間が迫るとちょっと楽しみなのが、値引きシール。「半額シールまだかな?」、そんな風に商品棚の前で待機したこと、誰しも一度はあるのでは? 家計を助けてくれる半額商品を求める人たちは、通称「半額ハンター」と呼ばれることもあります。でも、スーパーで働く店員さんたちは、そんな光景をどう見ているのでしょうか? 今回は半額シールをめぐる店員たちの、リアルな声を紹介します。

店員のホンネ、実は…「買ってくれてありがとう」

「半額シールを狙って買い物するのは、ちょっと気が引ける……」という人もいるかもしれません。しかし実は、スーパーの店員たちは「買ってくれて助かる」と思っていることも多いです。

 賞味期限が近づいた商品は、早く売り切らないと廃棄になってしまう場合もあります。商品が無駄にならずに済むのは、店側にとってもうれしいことです。

 とはいえ、シール貼りを急かしたり商品をカゴ内にキープして待ち構えたりするのは、困ってしまうのも事実。マナーを守って買ってくれる“神客”に、店員は今日も感謝しています。

「まだ?」の圧がスゴい… 値引きタイムの静かな攻防

「そろそろ貼る?」「この商品も対象?」。そんな視線を感じながら、半額シールを貼り始める店員たち。値引きタイムが近づくと、商品棚の前にはじわじわと人が集まり、シールを貼った瞬間サッと手が伸びてくることも。混み合う中での作業は、なかなかプレッシャーが掛かる作業です。

 そのため、あえて人の少ない売り場から貼り始めたり、一度離れて場の空気を緩めたりと、工夫している店員もいるよう。「なかなか貼らないな」と思ったときは、そんな現場の静かな攻防が繰り広げられているのかもしれません。

次は……半額ハンターへの思い、3つめ

ファイナンシャル・プランナー、作業療法士、ライター 奏かえで

健康・マネー系ジャンルを中心にライターとして活動。現役の作業療法士で回復期病棟を経験しつつ、介護老人保健施設に10年以上勤務。ファイナンシャル・プランナー(FP)・簿記の資格を持ち、新旧NISA・iDeCoへの長期投資を継続中。専門性を生かした記事執筆が強み。

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