なぜアナタは 《本を読みきれない》 のか? 読書が進まない本当のワケ… 単に “苦手” とは限らない
2025.6.27 オダカシオリ
本を読もう、本を読みたい、そう思うのにいざページをめくると進められない。それは一体なぜなのか? 目からウロコの指摘&もっと楽しくなる読書術。
もっと楽しくなる「読書術」も

書店で購入したり図書館で借りたりした書籍。しかしいざ手元に置くとなかなか読み進められず、気づけば手付かずの本がどんどん積まれていく、という人も少なくないはずです。なぜ本を読めないのか? それは、集中できていないわけでも読書が苦手なわけでもなく、読書との向き合い方に問題があるのかもしれません。
今回は、本を最後まで読み切れない人にありがちな“思い込み”を3つ紹介します。「読めない自分」を責め過ぎず、肩の力を抜いてチェックしてみてください。
「読書 = 自己成長のチャンス!」と詰め込み過ぎ
読書について、自分を成長させる手段、自分磨きのため、知性を高める行為、などと捉えていませんか? ビジネス書や自己啓発、投資などで知識が増えれば将来の自分に役に立つと期待して、つい意識高めの本を選びがちに。あるいは少し背伸びして高尚な古典文学に手を伸ばしてみることもあるかもしれません。
しかしこれでは「質の良い情報をどんどん吸収していかなきゃ」と、読書の時間が仕事の延長のようになってしまいます。自己成長や自己研さんも大事ですが、その手段は読書だけではないのでそんなに気負わなくても大丈夫。まずは自分が純粋に「読みたい」と思える本から手に取ってみましょう。
つまらなくても最後まで読まなきゃ、と思ってる?
本を読むのを途中でやめることに罪悪感を覚える人も多いですが、最後まで読み切る必要は必ずしもありません。なぜなら誰にでもつまらないと感じる本はたくさんあるからです。
そもそも「面白い」「早く先を読みたい」と感じられないのに無理に読み進めようとあがくよりも、自分に合わないと感じた時点で読むのをやめて余った時間を別のことに使った方がずっと有意義ではないでしょうか。
無理に最後まで読み続けるよりも、満足度の高い時間の過ごし方を優先した方がずっと充実した生活を送れるはずです。
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