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肌のカサカサや体の不調《隠れ脱水》が原因かも? 今日からできる、水分補給のコツ3つを伝授!

2025.1.27 夏木紬衣

冬でも脱水症状になるって本当!? 意外と知られていない「隠れ脱水」を解説! 今日からできる、水分補給のコツ3つも紹介します。

冬でも脱水になる!?

冬でも脱水になる!?冬でも脱水になる!?

「脱水症」と言えば、汗をたくさんかく夏に起こると思いがちですが、実は汗をかきにくい冬も脱水症状に陥る恐れがあることをご存知ですか? 汗をかかない冬だからこそ水分不足の状態に気づかず「隠れ脱水」を引き起こしてしまう危険性があります。本記事では、隠れ脱水とはどのような状態なのか? 隠れ脱水のサインをはじめ、こまめに水分補給ができる3つのアクションを紹介していきます。

 脱水症は単なる水が不足した状態ではなく、体内から塩分をはじめとした電解質が同時に失われている状態です。体重の2%以上の体液が失われると脱水症になり、微熱や口渇感などさまざまな症状が表れ、臓器に異変を起こします。

 一方、隠れ脱水は脱水症の一歩手前であり、体重の1~2%の体液が失われた状態です。汗をかきにくい冬は、体内の水分減少に気づきにくく、自覚症状がないまま軽い脱水状態に陥ってしまいます。

 隠れ脱水のサインには「スキンケアを入念にしているのに肌が乾燥する」「体がだるい、ぼんやりして頭が働かない」「喉の渇きが気になる、口がねばつく」「便秘で悩むようになった」「足のむくみが気になる」などの症状が挙げられます。当てはまる箇所が多いほど、隠れ脱水に陥っている可能性が高いといえます。

1日あたりの水分補給の目安

 隠れ脱水による体の不調を改善するには、気づかないうちに不足している水分を補うのが必要です。成人が1日で失う水分量は約2500cc。食事によって得られる水分は1日(約)1300ccなので、差分である約1200ccを飲み物で補う必要があります。1日あたりの水分補給の目安である、コップ6杯分を目標に水分を補いましょう。(1杯あたり200ccの場合)

 特に感染症が原因で発汗量が増えると、脱水症に進んでしまう可能性が高まります。スポーツドリンクや経口補水液を取り入れ、電解質を補うことが大切です。

こまめに水分補給ができる3つのアクション

 普段、水を飲む習慣がない方は、コップ1杯の水を飲むことさえ抵抗を感じるかもしれません。こまめな水分補給を習慣にできる、3つのアクションをご紹介します。

(1)3食にスープやみそ汁を取り入れる
 食事で得る水分も立派な水分補給です。スープやみそ汁を3食に取り入れることで、水分だけではなくミネラルも摂取できるのがメリット。野菜に含まれる水分も同時に摂取できます。

(2)メモリ付きのウォーターボトルを使う
 普段から水分摂取を意識していても、実は足りていないなんてことも。メモリ付きのウォーターボトルを使えば、1日どれくらいの水分を摂取しているのか、1日の水分補給の目安量をクリアしているのかを判断できます。自宅だけではなく、勤務先やスポーツジムなどでも使うことでより水分補給を意識づける事ができます。

(3)フレーバーウォーターを飲む
 水や白湯の味が苦手という人は、ミントウォーターやレモン水など、ハーブや果物を入れたフレーバーウォーターに置き換えてみましょう。さわやかな香りやほんのり甘酸っぱい味わいが心地よく、水が苦手でも抵抗なく飲み進められます。

【まとめ】
 隠れ脱水は健康面だけではなく、肌コンディションを崩して美容面でも悪影響を与えます。一度に大量の水分を摂取しても、余分な水分は尿として排出されやすいので、時間を空けてこまめな水分補給を心がけるのが大切です。

美容&ライフスタイル系ライター 夏木紬衣

美容や食など、くらしにまつわるテーマを中心にコラムを執筆。 好きなものや思い出をNotionにまとめがちな記録魔。パンとコーヒーラバーなので週末のパン屋・カフェめぐりがいとしの時間。化粧品検定1級、化粧品成分検定1級を有する。

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