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意外と知らない「毛布」と「布団」の順番 どちらが上が暖かい?

2024.1.9 LASISA編集部

最近めっきり寒さが厳しくなってきました。寝るときには毛布をしっかりと掛けている方も多いでしょう。しかし、毛布の掛け方には意外な盲点があるよう。今回は、正しい毛布の掛け方を詳しく解説していきます。

睡眠に欠かせない「布団」と「毛布」の関係

睡眠に欠かせない「布団」と「毛布」の関係睡眠に欠かせない「布団」と「毛布」の関係

 質の良い睡眠をとることが、疲労回復や健康維持のために非常に大事にされています。

 逆に、睡眠の質が悪い場合、脳がしっかり休息を取れず日中のパフォーマンスに悪影響が生じてしまいます。

 最近めっきり寒さが厳しくなり、寒くて途中で起きてしまったり寝付きが悪くなってしまってる人も多いのではないでしょうか。

 寝るときには、毛布をしっかりと掛けて体を冷やさないようにしたいものです。実は、毛布の掛け方には意外な盲点があるよう。今回は、正しい毛布の掛け方を詳しく解説していきます。

毛布は掛布団の上が基本?

毛布は掛布団の上が基本?毛布は掛布団の上が基本?

 毛布の掛け方として、身体の上に毛布、そしてその上から掛け布団を掛けている方も多いはず。しかし掛け布団が羽毛布団の場合は、毛布は布団の上から掛けるのがおすすめです。その理由は、羽毛布団は体温を利用して保温するため。身体と密着する必要があり、毛布で密着を遮ると布団本来の保温性能が正しく発揮されなくなるからです。

 ただし毛布が重すぎる場合は羽毛布団を潰してしまい、生まれるはずの空気の層が薄くなることも。そうすると結果的に保温性能が下がる可能性があります。羽毛布団を使用しているときは、軽めの毛布を羽毛布団の上から掛けるのがよいでしょう。

 羽毛布団以外の化学繊維の掛け布団を使用している場合は、布団自体の保温性が低いため身体の上に毛布、その上から掛け布団という順番でOKです。

 また掛け布団の素材に関係なく、身体と敷布団の間に毛布を敷くのも保温効果が高いと言われています。寝ている間に身体から逃げていく熱のほとんどは敷布団を通して逃げるため、毛布によって体温の行き場を遮断することで高い保温性能が期待できます。特に天然素材の毛布であれば吸湿性も高く蒸れにくいため、汗を描きやすい方にもおすすめの敷き方と言えるでしょう。ただし化学繊維の毛布は吸湿性が低く蒸れやすいため、身体の下に敷く方法には向いていません。

 また一層暖かくして寝たい方におすすめなのが、毛布を掛け布団の上と身体の下の両方に敷く方法。身体の熱が逃げる道を上下共に遮断することで、より一層高い保温性能を発揮できます。ただし布団内の温度が高いほど快眠になるわけではないため、持っている布団の素材や室温を総合的に考慮して検討するのが良いでしょう。

 毛布の正しい掛け方について、ネット上では「布団と毛布の順番逆にしたらめちゃくちゃ暖かくなった!」「敷布団の上に毛布敷いたら寝苦しいぐらいに暖まる」といった声があがっていました。

 今回は、ちょっとした工夫で暖かくなるコツを紹介しました。

現状の睡眠への満足度は?

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