それって「こじらせ恋愛」じゃ? 20代女子がやりがちな“痛エピ”3つ 恋人の訪問を期待して引きこもりに…
2023.9.7 まっきー
「こじらせ女子」がやってしまいがちな「こじらせ恋愛」エピソードを紹介。あなたは心当たりはありますか?
流行語ノミネートも 「こじらせ女子」とは

「こじらせ女子」という言葉を聞いたことがある人は多いでしょう。自分自身にあまり自信を持てず、物事をややこしく捉えがちな女性を表現した言葉で、2013、2014年には「ユーキャン新語・流行語大賞」にもノミネートされています。
総合情報サイト「All about」を運営するオールアバウトと花王が共同で実施した「こじらせ女子の生活実態に関する調査」では、女性のうち3人に一人が「こじらせ女子」を自覚しているという結果も。意外と当てはまる人は少なくないのではないでしょうか。
今回は、そんな「こじらせ女子」の恋愛エピソードを3つ紹介します。今の自分はこじらせているかも……と感じる人は、少しだけ冷静になって、「こじらせ恋愛」からの脱却を目指してほしいと思います。
サプライズ訪問を期待して引きこもりに

筆者の友人Aが以前付き合っていた元彼は、あまり先の予定を考えないタイプ。その日の気分で行き先や食事などを決めたがったそうです。休日デートの約束は何とかしてもらえるものの、平日の夜はなかなか前もって予定を決めてくれず、そのくせ「今から会える?」なんて連絡してくる“自由人”でした。
一方の友人Aは、暇さえあればいつでも恋人に会いたいタイプ。自由人の彼氏と何とか少しでも会える時間を増やそうと、平日夜のディナーデートを画策しますが、なかなか約束をもらえません。そこで、「今から会える?」と言われたときにいつでも会えるよう、毎晩自宅待機するようになってしまいました。
まだ20代だったこともあり、仕事以外にやりたいことはたくさんあったはず。でも、かれこれ4年間もそんな風に過ごしてしまったので、おしゃれや夜の飲み会を楽しむ機会のないまま30代になってしまったと言います。
「彼氏の都合に合わせてばかりいないで、もっと自分がやりたいと思うことをやれば良かった」と、その彼氏と別れた今では後悔が大きいそう。恋愛で自分を縛るのではなく、恋愛を楽しめるようになりたいものです。
彼の好みで全身コーデ 着せ替え人形に

友人Bの元彼は、周囲からも評判なザ・イケメンなタイプ。韓国出身の某アイドルグループの男子に似た、優しそうで爽やかな男性でした。
しかし見た目とは裏腹に、中身は実は“オラオラ”系。自分がかっこいいことを自覚した上で、女性に言うことを聞かせようとする節があり、彼女である友人Bにも自分の好みや趣味、言い分などを押し付けてきていたそう。それは例えば、着る洋服などです。
友人Bはファッションにあまり興味がなかったため、彼氏がすすめる洋服を片っ端から購入。デートの日の服装は彼氏が決めていたそうで、なんだか着せ替え人形のようでした。
「彼は私が好きなのではなく、自分の好みで固めた女の子を隣に置いておきたいだけなのでは……?」とときどき考えることもあったそうですが、友人B自身は彼と別れたくないので、言うがままに従ってしまっていました。
彼が見ているのは自分自身ではないかも、と薄々気付きながらも、振られるのが怖くて彼の言いなりになってしまう。これもこじらせ恋愛にあるエピソードではないでしょうか。もっと、彼女自身をちゃんと見てくれる彼と付き合ってほしいと端から見ていても思わされます。
エレベーターやエスカレーターでイチャイチャ

友人Cは、彼の愛情をスキンシップで感じるタイプです。昔も今もお出かけ先で二人きりになれるタイミングや彼と密着できるタイミングがあるとつい、人前にも関わらず彼氏にイチャイチャ攻撃を仕掛けてしまうのだそう。
よくやってしまう場所というのが、ショッピングセンターのエレベーターやエスカレーターらしく、エレベーターでは二人きりになるとキスをせがんだり、体をあちこち触ったり……。エスカレーターでは彼の一段後ろに友人Cが立つ形で乗り、うしろからギューッと彼を抱きしめてイチャイチャしてしまうとのこと。
「若気の至り」という言葉があるとはいえ、アラサーの筆者からすると想像するだけでも赤面してしまいそうなイチャイチャっぷりのようです。
公衆の面前でも二人だけの世界に突入してしまうのは、青春まっさかりの二十歳前後の若者であればよくあることかもしれません。自分に自信を持てないこじらせ女子でも、「彼氏に愛されている私」という“肩書”があると強くなれるのでしょう。
しかし、人前ではもう少し、大人の振る舞いができるような余裕があるといいのではないでしょうか。
自分を労わり、自分を好きになろう
冒頭で紹介した「こじらせ女子の生活実態に関する調査」によれば、こじらせ女子には「冷え性」に悩む女性が多いとのこと。つまり、自分をいたわることが後回しになっておろそかになってしまうようです。
確かに、彼氏に振り回されてしまっている友人Aや友人Bなどのタイプは特に、自分の身体のケアは二の次になってしまい、身体をいたわり温めるような時間はあまり取れていないかもしれません。
自分を大切にし、自分で自分を好きになることができれば、おのずと自信も生まれてきます。自分に自信が持てるようになれば、「こじらせ女子」からの卒業も近いのかもしれません。
一児の母。フリーでライターやYouTube動画編集をしています。料理が好きですが、腕前はイマイチ。おしゃれフードや占いが好きで、娘が寝た後にのんびりと女子向けサイトを見て情報収集するのが最近の楽しみです。
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