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“托卵女子”ってホントにいるの?ママ友も、幼なじみも…信じがたい“托卵”の実態に人間不信になりそう

2024.2.16 LASISA編集部

人間でいう“托卵女子”“托卵妻”と呼ばれている人は、夫ではない人の子どもを妊娠・出産し、あたかも夫の子であるかのように事実を隠蔽(いんぺい)して育児をする女性のことです。

実は結構いるかも…托卵女子の実態

実は結構いるかも…托卵女子の実態実は結構いるかも…托卵女子の実態

 「托卵(たくらん)」と聞いて「カッコウ」という鳥を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。カッコウは自分の卵を他の鳥の巣の中に産み、他の鳥に自分の子を育てさせます。

 人間でいう“托卵女子”“托卵妻”と呼ばれている人は、夫ではない人の子どもを妊娠・出産し、あたかも夫の子であるかのように事実を隠蔽(いんぺい)して育児をする女性のことです。

 ネットではよく、托卵の割合は20人に1人だという調査結果もあるほど。意外と多いな……と感じる人も多いのではないでしょうか。

 東京都に住むAさんは、「わかっているだけで自身の周囲に托卵女子は2人いる」といいます。

 にわかに信じがたいですが、Aさんに詳しくお話を伺ってみました。

 1人目の托卵女子はAさんのお子さんが幼稚園に通っていた頃からのママ友で今も付き合いがあるというBさん。

「旦那さんが8つほど年下で、保育園の送り迎えも毎回やっていて、まさに“尻に敷く”って感じのイメージがありました。遠足などの行事もすべて旦那さんが来ていましたね。私は仕事が終わるのが遅く、いつもお迎えが最後の方なんですが、Bさんの旦那さんもいつも同じ時間帯のお迎えで、子ども同士が自然と仲良くなりました。

 旦那さんが迎えに来れない時に、時折Bさんがお迎えに来ていることもあり、自然と話すようになりました。ワーキングマザー同士気が合い、休みの日は子連れで一緒に遊びにいったり、ママ同士で飲みに行ったりすることも……。子どもたちが年長の夏、Bさんから妊娠したと告げられたんです」

 Aさんは、心から「おめでとう」と祝福した後、予想外の事実をBさんから告げられたそうです。

「『子どもは旦那の子ではないの……』と告白された時、頭をガツンと殴られたような驚きがありました。

返す言葉が見つからずしばらく沈黙してたと思います。産むのか、と確認したところ、Bさんは『産む』というのです。

相手は、Bさんが旦那さんとささいなことからケンカをし、家を飛び出た時に行ったバーで知り合った男性だそうです。男性からは自分は不妊であると聞かされて関係を持ったらしいのですが、そのたった1回で妊娠したというのです。旦那さんには話すのか?と聞いたのですが、彼女は隠し通すつもりだと言いました。もちろん、旦那さんに話すつもりもありません。だから私も同罪なのです。

なぜ、彼女が産もうと思ったのかわかりません。産まれてきた子は彼女にも旦那さんにも似てません……。その子に会うたび胸がしめつけられる思いがありますが、“知らぬが仏”だと考えています。墓場まで持って行きますよ」

育てていた双子が…妻の托卵が判明

育てていた双子が…妻の托卵が判明育てていた双子が…妻の托卵が判明

 もう1人はCさんという30代の会社員男性。Aさんの高校の同級生だと言います。Aさんとは小学校からの幼なじみだそうで、大人になってからも連絡を取り合う仲。3年前、AさんはCさんから「離婚したんだ。もう生きていたくない……」と切羽詰まった声で電話があり、詳しく話しを聞くことにしたそうです。

「Cさんは技術系の仕事についており、双子の子どもがいます。Cさんの奥さんは専業主婦で、ほぼワンオペで子育てをしていたようです。仕事が忙しい分、不自由ないようにと体が弱い奥さんに自身の稼ぎはすべて渡していたそうです。

ある日Cさんがクレジットカードが使えなくなり、怪しんだところ奥さんの使い込みがここ1年ほどで激しくなっていたことが発覚したそうです。

 なんとなく男の勘が働いたそうで、急いで奥さんの身辺を調べたところ、別の男性と不倫していることが判明、さらに調べていく中で、双子の子どもが自分の子ではないということがわかったそうです。当然離婚だとなったものの、やはり、血がつながってないとはいえ、一緒に生活してきた子どもを憎むことはできなかったそうです。

離婚後も、体が弱いという元奥さんの生活費と養育費を払い続けるそうです。本人も仕事ばかりで家庭を省みなかったという点では反省するべきではありますが、やはり夫婦である以上、相手の信頼を欠くようなことはしてはいけないと思います」

 Aさんは、「BさんもCさんも、自ら話してきた事例なので、私の周囲だけでも実際はもっと托卵女子がいるかもしれません。これ以上いると人間不信に陥りそう…」と話します。

 「RCL」が2022年4月に、脳科学者を252人を対象に行った「脳科学的観点で見る浮気の傾向」に関する調査で、「なぜ先天的に複数の異性を求めてしまうのでしょうか?」という質問に対し、「より良い遺伝子を残し繁栄させるため(50.0%)」と回答した方が最も多く、次いで「確実に子孫を繁栄させるため(47.0%)」「効率的に子孫を繁栄させるため(39.7%)」と続きました。

 では、人間は本能に負けて浮気してしまう生き物なのでしょうか。

 「脳科学的には、人間(ヒト)が持つ“理性”によって浮気してしまう気持ちを抑えることは可能ですか」という質問には、9割以上の脳科学者が、「十分可能である(44.8%)」「ある程度は可能である(50.8%)」と回答しています。

 調査から、パートナー以外に引かれることは大いにあり得るのでしょう。しかし、浮気は許されるものではありません。浮気をしたらその後どうなるか、想像力と理性を働かせて行動するべきなのでしょう。

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