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ヒカル&進撃のノア「0日婚」は成功する? 0日婚がダメになる心理、成功に導くためのヒントまで

2025.7.9 おおしまりえ

「0日婚」で話題を集めるヒカルさんと、進撃のノアさん。2人から読み解く、0日婚がダメになる心理、成功に導くためのヒントを解説します!

ヒカルの「直感婚」──心の声で決めたパートナー選び──

進撃のノアさんのインスタグラム(shingeki_noa)より引用進撃のノアさんのインスタグラム(shingeki_noa)より引用

 2025年5月31日、人気YouTuberのヒカルさんが、自身のYouTubeチャンネルで突如「結婚しました」と報告し、大きな話題を呼びました。お相手は実業家で元キャバクラ嬢の進撃のノアさん。注目されたのは「交際0日婚」だったという点です。恋愛感情が芽生える前に結婚を決めたという2人の姿に、驚きと共感の声が広がっています。

 スピード婚のさらに先を行く“0日婚”は、果たしてうまくいくのでしょうか? 0日婚に潜むリスクや、成功に導くポイントを探ります。

 ヒカルさんはYouTubeで「1ミリの迷いもなかった」と結婚を報告。相手の「心のきれいさ」に惹かれ、「この人を幸せにしたい」と感じたことが決め手だったと明かしています。

 また、後日投稿された別動画では「最初は恋愛感情がなかった」と語り、「合理的にやっていけそうだと思った。だけど今は、ちゃんと恋愛感情が芽生えてきた」と、まるで“お見合い婚”のような展開も話題となりました。

 この「感情よりも理性が先だった」という2人の関係性は、現代的な結婚観にも通じる一方で、「どうせ長続きしないのでは」というネガティブな声も集まります。交際0日だと、後々問題が起き”そう”なイメージですが、そのイメージはどこから来るのでしょう。

なぜ0日婚はうまくいかないと言われるのか?

 0日婚は上手くいかない。そこには、いくつかの理由がありますのでご紹介します。

(1)お互いを知らなさすぎるリスク
 0日婚では、交際期間で築かれる、信頼や価値観のすり合わせが不十分なままスタートすると言われています。その結果、早い段階で「こんな人だと思わなかった」というすれ違いが起きやすくなることも。金銭感覚、生活習慣、親族との関係など、生活に関わる価値観のズレが結婚後すぐに明るみになり、離婚につながるという仕組みです。

(2)恋愛感情のないスタートは冷めやすい?
「好き!」という気持ちがあっても続けるのが難しいのが結婚生活です。感情の盛り上がりすらないまま始まる0日婚では、結婚生活に刺激を感じづらく、関係を維持するモチベーションが落ちやすいという側面もあります。ヒカルさんの場合、結婚後に恋愛感情が芽生えたとのことですが、芽生えない場合、結婚生活を長く続けていくのは、人によっては苦しいものになるでしょう。

(3)周囲との関係性が希薄
 交際期間があれば、自然と親族や共通の友人とのつながりも生まれます。ですが0日婚では周囲との関係性が構築できていないので、結婚後に「周囲からの祝福が少ない」「家族と馴染めない」といった孤立感を感じやすくなるリスクがあります。

 その結果、夫婦間の結束力にも影響し、不仲や離婚につながる可能性があるのです。

0日婚を成功に導くためのヒント

 0日婚にはリスクがある一方で、新鮮な気持ちで結婚を迎えられるメリットもあります。このメリットを受け取るには、いくつかポイントがありますので、ご紹介します。

(1)感情は「あとから育てる」スタイルもアリ
 恋に落ちてから結婚するのではなく、「家族になってから愛を育てていく」というスタンスを受け入れられれば、0日婚への考え方も大きく変わるかもしれません。愛情は後から育てられると知り、取り組むことで、その後の破綻リスクを回避することができるでしょう。

(2)短期集中で“知る”時間をつくる
 0日婚の場合お互いの生活スタイルや価値観を結婚時には知らない場合もあるでしょう。そこで意識したいのが、短期集中で相手を知ることです。短くても濃いコミュニケーションが取れれば、相手との不一致は減らすことが可能です。

(3)第三者の関わりで関係に厚みを
 0日婚の場合、周囲の人間関係も良くわからない状態で結婚することもあります。そこで、結婚後は、共通の友人や家族と関係を築いていくことで、夫婦関係に“社会的な絆”が加わります。

【まとめ】
 0日婚という極端な選択には、もちろんリスクもあります。ただし、どれだけ交際期間が長くても破綻するカップルがいるように、「交際期間=結婚の成功率」ではありません。大事なのは、夫婦としてどのような関係を築いていくか。お互いを理解し合う努力、違いを尊重する姿勢、そして感情を育てる覚悟があれば、0日婚もまた幸せのスタート地点になり得るのです。今、恋に踏み出せずに迷っているあなたも、「好き」という感情に縛られず、“この人となら進めそう”という直感を信じてみてもいいのかもしれません。

 おおしまりえ

恋愛コーチ。36歳でハイスペ夫とマチアプ再婚した恋愛の専門家。10代からダメ恋愛続きだった自分を心理学で克服。現在は婚活や幸せなパートナーシップを主なテーマに発信を行う。

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