【後編】“スマホ漬け” 生活がもたらす恐ろしい症状… まさに現代病「ストレートネック」 チェック&ケア方法を、作業療法士が解説
2025.3.30 奏かえで
時間があるとつい触ってしまうスマホやパソコン、この姿勢を続けていると現れる症状が「ストレートネック」。ケア方法や予防策について、正しく知っておきましょう!

前編ではストレートネックの原因や症状、放置リスクについて解説しました。後編では、簡単にできるセルフチェックやケア方法を、作業療法士が解説します。ちょっとした習慣の見直しで、首や肩の負担が軽くなるはずです。
ストレートネックの原因と症状、放置リスクとは?
ストレートネックは、首の自然なS字カーブが失われ、首や肩に過度な負担が掛かる状態です。現代のライフスタイルが主な原因で、特に次の要因が挙げられます。
・長時間のスマホ操作などによる前かがみの姿勢
・運動不足による筋力低下
・体に合わない寝具の使用
そして主な症状は、次の通り。
・肩こりや首の痛み
・頭痛やめまい、吐き気
放置すると痛みが慢性化するだけでなく、自律神経の乱れによる不調や手足のしびれ、頚椎(けいつい)椎間板ヘルニアの発症リスクも高まります。
以下に、簡単にできるストレートネックのチェック方法とケアについて詳しく解説します。
ファイナンシャル・プランナー、作業療法士、ライター 奏かえで
健康・マネー系ジャンルを中心にライターとして活動。現役の作業療法士で回復期病棟を経験しつつ、介護老人保健施設に10年以上勤務。ファイナンシャル・プランナー(FP)・簿記の資格を持ち、新旧NISA・iDeCoへの長期投資を継続中。専門性を生かした記事執筆が強み。
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