【セミファイナル】蝉…怖い! 夏の終わり、知っておきたい“生きてる”“死んでる”見分け方!
2024.8.21 LASISA編集部
夏の終わり、道ばたや玄関、ベランダで見掛ける、引っ繰り返った状態のセミ……。動くのか動かないのか、怖いですよね(汗)。
甲子園の「準決勝」より、蝉の「セミファイナル」
毎年、夏の終わりに日本全国で悲鳴が聞かれる“恐怖現象”、その名も「セミファイナル」。死にかけているもののまだ生きている蝉(セミ)が、目の前で突然ジジジッと音を上げて動き出したり飛び上がったりして驚かされる現象を指すこの言葉。日本人はいつのまにこれほどセミに怯えるようになったのでしょうか。
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ご存じの通り「セミファイナル」はもともと「準決勝」を意味する英語。しかし2024年8月21日(水)現在、この単語をYahoo!検索すると、セミが生きているか死んでいるか分からない状態を意味する「セミファイナル」「セミ爆弾」に関する記事がトップに表示されます。
SNSでも「そろそろセミファイナルの季節か」「今年初のセミファイナルをくらいました」「今朝ベランダにいた(涙)」「セミファイナルが嫌で南の方に住めない」「玄関にいる……絶対生きてる……」などの投稿が増えてきました。天気情報会社のウェザーニュースが解説記事を配信したことも手伝って、注目度が上がっています。
くしくもこの日は、第106回全国高校野球選手権大会の“セミファイナル”つまり準決勝が行われましたが、セミファイナルという単語での検索結果は、明らかにセミにまつわる投稿が多い実情です。
SNSでは、セミファイナル状態のセミが生きているか死んでいるかを見分ける方法なども広くシェアされています。いわく、仰向けに倒れている状態で、脚を開いている場合は生きている、脚が閉じている場合は死んでいるとのこと。「有益情報ありがたい」など、さっそく役立てようとするユーザーも多く見られました。
「セミファイナル」が注目され始めたのはいつ?
そもそも、これほど日本人がセミに怯えるようになったのはいつからなのでしょうか。
毎年この時期に注目されるセミファイナルが注目されるようになったのは、ワードごとの注目度推移が分かるGoogleトレンドによると、セミファイナルという言葉が8月にグンと上昇したのは2012年から。そして2018年頃から大きく伸びを見せ、トレンドワード入りなどもするようになりました。
子どもの頃は虫取り網を持って追い掛けた人も多いであろうセミですが、大人になり、さらには自宅周辺で出くわすセミに対しては“恐怖感”を覚える人は少なくないようです。
同じく夏に見掛けるあの黒い虫もそうですが、突然自分のテリトリーに現れて予測不能な動きをする存在は、人間にとって脅威を感じさせる存在なのかもしれません。
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