【“いるいる”男女図鑑No.15】「舟を編む 〜私、辞書つくります〜」“池田エライザ系女子”の生態を探る!
2025.7.22 古澤椋子
ドラマの登場人物について勝手に言語化してみた“ゆる〜い”人間観察日記【“いるいる”男女図鑑】。今回は「舟を編む 〜私、辞書つくります〜」から、池田エライザさん演じる、岸辺みどりを抜粋!
「舟を編む 〜私、辞書つくります〜」池田エライザ演じる、岸辺みどりの生態

【“いるいる”男女図鑑】は、話題のドラマ作品からキャラクターを勝手に抜粋し、人間観察が好きなアラサーが、その人物の生態について考察や偏見を交え、ありとあらゆる角度から、ドラマの登場人物について勝手に言語化してみた“ゆる〜い”人間観察日記です。
今回は、7月22日(火)22:00に第6話が放送されるNHKドラマ「舟を編む 〜私、辞書つくります〜」から池田エライザさん演じる、岸辺みどりを抜粋! 本作は、三浦しをんの小説「舟を編む」を原作としたドラマで、これまで制作されてきた映画やテレビアニメと異なり、ファッション誌編集部から辞書編集部へ異動となったイマドキ女子・岸辺みどりが主人公になっています。また、時代設定も2017年となっており、みどりの設定や物語の展開など、オリジナル要素も多く含まれています。不本意ながら辞書編集部へ異動となったみどりが、辞書編集作業の中で一つ一つの言葉とじっくり向き合う中で、自分の仕事観や人生観を捉え直していく物語となっています。
おしゃれ好きから文房具好きへ!岸辺みどりの私生活を勝手に考察!
みどりは、読者モデルの経験があり、そのつながりから玄武書房のファッション雑誌編集部へと就職した人物。辞書編集部に異動になった後も、服装や持ち物へのこだわりが感じられる。辞書編集に異動になったことで文房具を使う機会が増え、かわいいペンやノート、付箋などにこだわるようになっているかも。文具女子博で散財をしてしまう系女子へと進化していたりして。ファッション雑誌編集部にいたときは、帰りに服屋のウィンドウショッピングに行くのが趣味だったが、雑貨屋に立ち寄り、新作の文房具チェックをするのが趣味になっているのかもしれない。
ファッション雑誌編集部にいたときは、カバンは小さめで動きやすい格好をしていることが多かったが、辞書編集部に異動してからは紙の束を運ぶことも多いため、カバン自体が大きく、持ち手の幅も広いカバンに変更しているかもしれない。それでも肩こりに悩まされることが多く、休憩中には肩たたきをしたり、屋上では不思議なストレッチをしたりしているかもしれない。そんな姿をアルバイトの天童充(前田旺志郎)に呆れられたり、上司の馬締光也(野田洋次郎)に心配されていたりして。
幼少期に母との間にわだかまりがあり、自分を守るかのように相手を傷つけてしまう言葉を発してしまうことが多かった。辞書編集部に配属される前は、上辺だけのコミュニケーションを取ってしまうことが多く、外向的に見えて自分の中の常識に囚われて、殻に閉じこもっているような人物だった。同僚や元彼氏だけでなく他の人にも、無意識にキツめのコミュニケーションを取ってしまっていたのかもしれない。
辞書編集部に配属になり、口癖になっていた副詞「なんて」を引いたことで、自分が構築してきた人間関係を見直せるようになった。そして、辞書編集部での仕事を経て、母とのわだかまりも解消することができた。辞書編集部での仕事は、みどりの心の固さを取り除き、人間として成長するきっかけになっているのだろう。
今回はこんな様子で人間観察好きのアラサーが、「舟を編む 〜私、辞書つくります〜」から、“岸辺みどりの私生活”を考察してみました。次回はどんなドラマ・キャラクターを抜粋するのか……お楽しみに♪
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