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【“いるいる”男女図鑑No.12】「イグナイト -法の無法者-」“間宮祥太朗系男子”の生態を探る!

2025.7.2 古澤椋子

ドラマの登場人物について勝手に言語化してみた“ゆる〜い”人間観察日記【“いるいる”男女図鑑】。今回は「イグナイト -法の無法者-」から、間宮祥太朗さん演じる、宇崎凌を抜粋!

「イグナイト -法の無法者-」間宮祥太朗演じる、宇崎凌の生態

「イグナイト -法の無法者-」間宮祥太朗演じる、宇崎凌の生態「イグナイト -法の無法者-」間宮祥太朗演じる、宇崎凌の生態

【“いるいる”男女図鑑】は、話題のドラマ作品からキャラクターを勝手に抜粋し、人間観察が好きなアラサーが、その人物の生態について考察や偏見を交え、ありとあらゆる角度から、ドラマの登場人物について勝手に言語化してみた“ゆる〜い”人間観察日記です。

 今回は2025年6月27日(日)22:00に最終話が放送された金曜ドラマ「イグナイト -法の無法者-」(TBS系)から、間宮祥太朗さん演じる、宇崎凌を観察! 本作は、父が引き起こしたとされるバス事故で、父が亡くなったことをきっかけにサラリーマンから弁護士になり、ピース法律事務所に所属したところから始まる物語です。ピース法律事務所は、被害にあった依頼者を焚きつけて訴訟を起こしています。裁判を通して、さまざまな事件の依頼者を救っていくうちに、宇崎とピース法律事務所の代表・轟(仲村トオル)の共通の敵が見えてきます。間宮祥太朗が演じる宇崎凌は、向こう見ずで正義感あふれる人物。ピース法律事務所の戦い方に戸惑いながらも、正義感の強さから依頼者の感情へ共感し、一緒に怒ることができる人間性を持っています。

強すぎる正義感がトラブルの元になりがち…。宇崎凌の私生活を勝手に考察!

 宇崎の実家は、町の弁当屋です。バスの運転手をしていた父・宇崎裕生(宮川一朗太)と弁当屋を切り盛りする母・宇崎純子(藤田朋子)に育てられ、社会人になってからは一人暮らしをしていました。きっかけは、父が引き起こしたとされるバス事故。父への誹謗中傷の言葉を落書きしていた犯人を宇崎は殴りつけてしまいます。

 父の罪の重さを実感しながらも、母が不用意に傷つけられることは許せない。宇崎はそんな正義感から弁護士になったのでしょう。正義感に突き動かされたら、思わず殴ってしまったり、弁護士を目指したりと、とんでもない行動力を持っています。宇崎の正義感の強さは誰に対しても発揮できるものなのかもしれません。街で見かけたケンカの仲裁、お年寄りの介助、泣いている子どもをあやすなんてこともあったりして。元々、腕っぷしも強く、声も大きいことから、どんなトラブルも解決できてしまうことも多いが、弁護士になる前にはトラブルを見た人に警察を呼ばれてしまうこともあったかもしれません。警察に連行されそうになるところを、目撃者が庇ってくれたり、お礼の菓子折りをもらうなんてこともあったりしたのではないだろうか。弁護士になり、法律の知識を身につけて頭を使った戦い方を知ったことで、宇崎の正義感は適切に発揮されるようになったのかもしれません。

 弁護士を目指すうえで、司法試験の準備をしている間にはさまざまなアルバイトをしていたのかも。体力は余るほどあるため、夜勤のある警備員や引っ越し作業員、ガソリンスタンドなど、立ちっぱなし、大きな声を出しっぱなしの環境で働くことも苦じゃなさそう。弁護士になって、デスクワークが増えたことで、身体が動かせずにムズムズしていたりして。事務作業が溜まりすぎると気が狂いそうになって、30分ランニングに飛び出すなんてこともあるのでは。「ちょっと出てきます!」と言って事務所から出ていく宇崎に、伊野尾(上白石萌歌)が「轟さーん、宇崎がまた逃げましたー」と愚痴っていたりして。

 今回はこんな様子で人間観察好きのアラサーが、「イグナイト -法の無法者-」から、“宇崎凌の私生活”を考察してみました。次回はどんなドラマ・キャラクターを抜粋するのか……お楽しみに♪

(イラスト・sakanamagazine)

 古澤椋子

ドラマや映画コラム、インタビュー、イベントレポートなどを執筆するライター。ドラマ・映画・アニメ・漫画とともに育つ。

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