LASISA

Search

櫻井翔の【放送局占拠】は “ネタドラマ”…!? 放送中、SNSが「総ツッコミ状態」となる 驚きの内容とは

2025.7.19 ゆるま小林

期待を裏切らない! 次はどんなツッコミどころが

東京・汐留の日本テレビ

 さらに、今回は妖怪の面で顔を隠した武装集団「妖(あやかし)」が敵なのですが、放送局に潜入した経緯が驚きの演出でした。

 武装集団は、偽装した通行証を利用して簡単に局内へ入りこむことに成功。しかも、この日は「BCCT」のメンバーも局内で警護に当たっているという設定で、普段より警備が厳重になっているはず……。にもかかわらず武装集団はズンズンと局内の中枢部に潜入し、あっさりと占拠を達成します。

 また、武装集団のリーダーとされる「般若(はんにゃ)」は、東京都知事選に出馬するという設定で、舞台となる「テレビ日本」の選挙特番に出演する形で難なく局内に潜入。さすがにこの演出には、「なんで過去2回も占拠されといて同じテイストのお面被ったやつを誰も疑わない」のかと、ツッコミがSNSで殺到しました。

 そんな「放送局占拠」ですが、武装集団に局を占拠された後もツッコミどころ満載です。第1話の終盤、武蔵は武装集団が人質を連れて立てこもる緊迫した現場に行き着きますが、スマホでパシャパシャとシャッター音を鳴らして犯人の写真を撮影(?)。他にも細かいツッコミポイントがあり、大いにSNSを盛り上げてくれる演出となっています。

 とはいえ、ツッコミどころだけでなくドラマとしての完成度も高いのが「占拠シリーズ」の魅力です。まず、「妖」のメンバーは全員仮面を被っているので、誰が演じているか分かりません。どの俳優が担当しているのか、動きのクセや仮面から見える部分で推測する楽しみがあります。

 また、ストーリーもツッコミどころばかりでなくしっかり作られていて、伏線がどこに登場するのかじっくり楽しめる構成です。演技力が高い俳優がそろっているのでドラマのテンポ感もよく、ストレスなく見られるのが魅力だと言えるでしょう。

 新しいドラマの形を作り出している「占拠シリーズ」、その最新作として期待が掛かる「放送局占拠」。第2話では、どんなツッコミどころや名場面を見せてくれるのか乞うご期待です。

次は……実際の映像(第2話予告)を見る!

編集者・ライター ゆるま小林

某テレビ局でバラエティー番組、情報番組などを制作。退社後、フリーランスの編集・ライターに転身し、ネットニュースなどでテレビや芸能人に関するコラムを執筆。

tags

この記事の関連タグ

recommend

こちらもおすすめ