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「うわぁ、今日に限って持ってない」を解決する!エレコムの充電用USBケーブル兼用のストラップが予想以上に便利でおすすめ

2025.7.9 千秋

外出先で「うわぁ、今日に限って持ってないよ」と後悔するアイテムの1つが充電用ケーブルではないでしょうか?

USB充電ケーブルは使いたい時に持ってないと意味が無い

USB充電ケーブル兼用のストラップが大ピンチを救う!?USB充電ケーブル兼用のストラップが大ピンチを救う!?

 外出先で「うわぁ、今日に限って持ってないよ」と後悔するアイテムの1つが充電用ケーブルではないでしょうか? そんなピンチを切り抜けられる意外なアイテムがUSB充電ケーブル兼用のストラップです。気になってハンドストラップとショルダーストラップの両方を試してみました。その結果は?

USB充電ケーブル兼用のストラップとは?

 外出先で、スマートフォンやタブレット、モバイル機器のバッテリーが切れて、そんなときに限って、普段は持ち歩いている充電ケーブルを持っていないことに気が付いた経験はありませんか。筆者は少なからず、あります。

 そして、スマートフォンのストラップなどが充電ケーブルだったらいいのに! と思ったことも。そんな思いをそのまま商品化した、ストラップと充電ケーブルが一体になった2in1仕様の充電ケーブルストラップが5月下旬にエレコムから発売されました。

「充電ケーブルショルダーストラップ」。カラーはブラックストライプを選択しました。パッケージングされている状態ですでにちょっと重いのです。「充電ケーブルショルダーストラップ」。カラーはブラックストライプを選択しました。パッケージングされている状態ですでにちょっと重いのです。

 発売されたのは「充電ケーブルショルダーストラップ」(以下「充電ショルダーストラップ」)と「充電ケーブルハンドストラップ」(以下「充電ハンドストラップ」)の2種類。それぞれブラックとブラックストライプ、グリーンストライプ、イエローベージュストライプの4色が用意されています。価格はショルダータイプは2,400円前後、ハンドストラップタイプで2000円前後です。

「充電ケーブルハンドストラップ」、こちらはイエローベージュストライプを選択。はっきりとしたカラーリングになっています。「充電ケーブルハンドストラップ」、こちらはイエローベージュストライプを選択。はっきりとしたカラーリングになっています。

「大ピンチ図鑑」(鈴木のりたけ・小学館)にも乗せてほしいほどの大ピンチ「バッテリーは切れたのに充電ケーブルはない」がストラップと兼用で2,000円程度で解決できるならと考え、両方導入してみました。

まずは「充電ショルダーストラップ」を試してみた

iPhone 7に「充電ショルダーストラップ」を装着したところ。この状態だとスマートフォン本体よりもストラップの方が重い状態です。iPhone 7に「充電ショルダーストラップ」を装着したところ。この状態だとスマートフォン本体よりもストラップの方が重い状態です。

 かなり使えるのでは?と期待していた充電ストラップ。まずは「充電ショルダーストラップ」から試してみました。カラーは無難にブラックストライプを選択しています。箱から出してみての、素直な感想は「これ、太くて重くない?」というもの。

「充電ショルダーストラップ」は肩掛け時の長さは調整できますが、最長で約150cmとかなり長め、そして長時間掛けていても肩が痛くなりにくいという直径8mmの丸ひもになっています。これが予想以上に重いのです。

 気になって、量ってみたところ約156gありました。iPhone 16が約170g、筆者が写真の撮影に使用したiPhone 7が138gであることを考えると、かなり重量感があります。USBケーブルの断線を恐れて、かなり頑丈な仕様になっているのでしょう。ストラップの重量がスマートフォン本体並みなのは、ちょっと気になります。

 ただし、ストラップの全長は150cmですし、両端がUSB Type-Cになった「充電ショルダーストラップ」は、最大で20V/3A(60W)の大電流に対応。USB PD(Power Delivery)にも対応しています。

 また、スマートフォンケースにストラップホールがなくても、スマートフォンとケースの間に挟むだけで使用できるストラップホールシートが付属。耐荷重は約2.5kgまで、ストラップに取り付ける機器本体は250gまで対応しています。iPhone 16 Pro Maxが約227gであることを考えると、十分な強度といえるでしょう。

 実際に使ってみての感想は、普段からいつもスマートフォンを片掛けしているという人にとっては、気になる重さではありません。ただし、肩掛け以外のスタイルでも使おうと思っている方には、残念ながら「充電ショルダーストラップ」は重すぎると感じます。

 試しに首掛けしてみたり、手に持ったりしてみたのですが、やはり重いのです。これを肩掛けにすると重さはほとんど気にならなくなるので肩掛けオンリーの仕様といえるでしょう。ストラップが充電ケーブルになっているのは確かに安心なので、肩掛け以外のスタイルの方には「充電ハンドストラップ」をおすすめします。

筆者はキーホルダーとして常時愛用

「充電ハンドストラップ」本体。ケーブル部分の長さが約30cmなので、写真から受ける印象よりも大きいと思います。「充電ハンドストラップ」本体。ケーブル部分の長さが約30cmなので、写真から受ける印象よりも大きいと思います。

 筆者は普段スマートフォンを肩掛けする習慣がないので「充電ハンドストラップ」の方がしっくりきました。「充電ショルダーストラップ」と同じかなり丈夫な直径8mmの丸ひも仕様ですが、コネクターを含まない全長が約30cmと短いため、重さも実測で約48gしかありませんでした。

 最初はスマートフォンに取り付けようと考えたのですが、出掛けるときに必ず、持ち歩く家とクルマのカギにキーホルダーのように取り付ける方が筆者には使いやすく感じています。色は写真のようにイエローベージュストライプを選択しました。

 充電用USBケーブルとしての性能は「充電ショルダーストラップ」と同様で両端がUSB PD対応のUSB Type-Cで最大で20V/3A(60W)の大電流に対応。耐荷重は約2.5kgで、使用する機器本体は250g以下で同じ仕様です。

ケーブルは直径約8mmの丸ひも仕様になっているので、想像よりも太めです。十分な強度を確保するのに必要だと思いますが、太すぎる印象は拭えません。ケーブルは直径約8mmの丸ひも仕様になっているので、想像よりも太めです。十分な強度を確保するのに必要だと思いますが、太すぎる印象は拭えません。

 ストラップホールシートも付属するので、ストラップホールのないスマートフォンケースにも対応する仕様となっています。また、防水構造ではないので、雨天時などには注意が必要です。

 少し気になるポイントとしては、ケーブル両端のコネクタの出し入れにねじ込み式のキャップが使われている点。この開け閉めを考えると、ほかのケーブルが荷物の中に入っているシーンではキャップを外すよりも、荷物からほかのケーブルを取り出す方が早いです。

 そのため、モバイルシーンでいつも使う充電ケーブルというよりも、いざというときのお守り的な要素が強くなってしまうのです。とはいえ、筆者は「なんで、ここで充電ケーブルを持っていない!」という大ピンチを過去に何度となく経験しているので、いざというときの「充電ハンドストラップ」には非常に高い安心を感じます。すごくいい。

「充電ハンドストラップ」のUSB Type-C端子部分はねじ込み式のキャップが採用されています。このため素早い開け閉めには向いていません。「充電ハンドストラップ」のUSB Type-C端子部分はねじ込み式のキャップが採用されています。このため素早い開け閉めには向いていません。

 日常的に持ち歩いているからこそ、さらに言えばケーブルの全長はあと10cm短い、20cm程度の方が、ハンドストラップ兼キーホルダーとしては使いやすいように感じます。このあたりは新しいカテゴリーの製品として成熟度が必要なのかもしれません。

「充電ショルダーストラップ」も「充電ハンドストラップ」も「なんで、ここで充電ケーブルがないの!」という大ピンチを迎えた経験のあるすべての方におすすめできるアイテムになっています。ライフスタイルに合わせて、お守りとして導入してみてはどうでしょうか。安心できますよ。

参考:エレコム公式サイト
https://www.elecom.co.jp/

編集ライター 千秋

アウトドア・レジャーに興味を持ちつつも、本格的な登山をするほどではない「やわらかアウトドア」派。どちらかというとやや陰キャ。カメラ、コンピューター、デジタルガジェットも得意分野。ネットショップ、ホームセンターあるいは100円ショップでは「安くてお得な感じ」なモノはないかと考えるのが好き。

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