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更新され続けるワースト視聴率…大不評で幕を閉じた「朝ドラ」作品たち

2025.4.25 LASISA編集部

月曜から土曜の朝に放送されている、NHKの連続テレビ小説「朝ドラ」。国民的番組とも言えるだけに、どうしてもその視聴率が注目、比較されてしまいます。今回は、残念な結果となった朝ドラ作品たちをご紹介します。

絶対高視聴率とは限らない…不振に終わった「朝ドラ」作品たち

人気キャストでも絶対高視聴率とは限らない…「朝ドラ」人気キャストでも絶対高視聴率とは限らない…「朝ドラ」

 月曜から土曜の朝に放送されている、NHKの連続テレビ小説「朝ドラ」。2025年3月から始まった「あんぱん」は、「アンパンマン」の生みの親であるやなせたかしさんとその妻をモデルに超豪華キャストが集結し好評放送中。一方で、一つ前の作品「おむすび」は不評で幕を閉じてしまいました。今回は、そんな残念な結果となった朝ドラ作品たちをご紹介します。

「おむすび」は、豪華キャストで期待作も残念な視聴率に…

「おむすび」は平成生まれの主人公が自分らしさを大切にする「ギャル魂」を胸に、人の心と未来を結んでいくというテーマ。主演に橋本還奈さんを迎え、松平健さんや仲里依紗さんなどが脇を固めており、キャスト的には期待作だったはずでした。

 しかし主人公の真面目な高校生が急にギャルになったり、就活でその設定を捨てたり、肝心のギャルマインドも希薄。そのため視聴者からは「ギャル設定必要あった?」「キャラがブレすぎ」などの声が続出しました。

 他にも、「無理やりエピソードをつなぎ合わせたみたい。話が噛み合ってない」などの酷評の声が殺到。最終的に「おむすび」は全話の平均視聴率が13.1%と、歴代最低の視聴率を記録しました。

「おむすび」以前、13.5%で朝ドラワースト視聴率を記録していたのは2009年放送の「ウェルかめ」。倉科カナさん主演で、都会で働いていた主人公が故郷の徳島に戻り、出版社で明るく奮闘するというストーリーです。

 この作品は主人公を取り巻く温かすぎる環境に違和感を覚える人が多く、「嘘っぽいドラマ」「つまらない」という声が。ヒロインの成長を描く内容が好まれる朝ドラにおいて、都会での夢が破れて田舎に戻るという都落ち的な設定も不人気の理由かもしれません。

朝ドラは地元民からの支持も大切

 他には、2022年の「ちむどんどん」も不発に。黒島結菜さん主演で、沖縄返還の頃を描いた作品。沖縄生まれの主人公が、東京で沖縄料理の店を開く夢に向かうストーリーですが、2010年以降の作品としては当時最低となる全話平均視聴率15.8%でした。

 これには、「沖縄っぽい雰囲気を出しただけ」と沖縄県民からの批判が続出。さらに元農林水産副大臣の礒崎陽輔さんも、Xで「最終回までドタバタ劇で終わりました」「終わったかという以上の感動はありません」と厳しいコメントを残していました。

 大不評となった「朝ドラ」作品たちですが、あらためて視聴してみると思わぬ面白さに気づくかもしれません。ご紹介した作品の中にまだ見たことのない作品があれば、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。

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