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「俺のこと好きだと思った」…世間が知らない【ストーカー被害】の実態とは? 監視・つきまとい・汚物まで 

2024.7.23 LASISA編集部

男女問わず日常で起こるストーカー被害について、警察が発表するデータや統計を参考に、ストーカー被害にあった人の割合や具体的な被害を紹介します。

平和な日常を脅かす

ストーカー被害についてストーカー被害について

 男女問わず日常で起こるストーカー被害について、警察が発表するデータや統計を参考に、ストーカー被害にあった人の割合や具体的な被害を紹介します。

 ストーカーは粘着質なことが多いため、簡単には諦めてくれないことも少なくありません。ニュースでは、ストーキング行為がエスカレートして凄惨な事件に発展したケースも見られます。「警視庁」が集計を行った「ストーカー実案の概況」データ(2024年4月更新)を参照していくと、相談者の性別は、「女性(1,120人)」77.6%、「男性(324)」22.4%となっています。相談年齢は20代〜30代が861人で全体の約60%を占めていました。

 相談者と行為者の関係をみていくと、「交際相手(元を含む、687件)」47.6%で最も多く、次いで「職場関係(148件)」10.2%となっています。行為形態は、つきまとい、面会・交際等の要求、無言・連続電話、粗野乱暴な言動、性的羞恥心の侵害、名誉の侵害、監視行為、汚物送付等が形態としてあげられていました。

 ストーカー被害に遭った人の声を、X(旧ツイッター)の投稿でみていくと、

「見ず知らずの男性にストーカーされたとき、理由が『駅のチャージ機で笑顔で順番を譲ってくれたから俺のことを好きだと思った』だった。小さな親切を好意だと思い込む上に距離感の詰め方がおかしい男性は、自衛が追いつかない程どこにでもいる」

「今日人生初ナンパされて断ったらストーカーされた、めっちゃ怖い」

「助けて誰か、この前ストーカーされた男に見つかって今あと付けられてる」

 このように、日常の中でストーカー行為は日々行われているようです。男性側の“勘違い”がストーカー行為に発展してしまった事例をみるとゾッとします。女性たちは、誰ふりかまわず笑顔を振りまくのは危険かもしれません。

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