総務省の“SNS広報”がプチ炎上中…? ゲゲゲの鬼太郎たちが「スマホ料金の見直し」訴える15秒動画
2025.2.14 LASISA編集部
日々さまざまな話題が行き交うSNS。今回紹介するのは、総務省がXに投稿したある15秒の広報動画について。
人気アニメ「鬼太郎」たちが登場
![総務省のSNS広報動画とは](https://lasisa.net/wp-content/uploads/2025/02/250213-gg-01.jpg)
総務省がX(旧ツイッター)公式アカウントで掲載している15秒の広報動画に、疑問の声が相次いでいます。「これは税金でやるべきことなのか」といった指摘のほか、動画の中で使われている言葉の“誤用”を問題視する声も。当該の投稿は2025年2月13日夜時点で、すでに570万回以上表示され、注目を集めています。
総務省のX公式アカウント(@MIC_JAPAN)の当該投稿は2025年1月24日以降、Xユーザーたちのタイムラインに随時表示されています。人気アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」のキャラたちがスマートフォン片手に登場し、「動画の見過ぎでギガが足りないわ」「プラン見直したらどうだ?」「料金はこのままがいいのよね」「大きく変えずに ギガ増やせるみたいです」「早く言ってよね」との会話を繰り広げる内容で、最後には《携帯料金 新時代きたろう! 総務省》というキャッチコピーが大きく表示されるものです。
しかしこれに対してリプライ欄には、Xユーザーたちから「『携帯プランの見直しを~』って税金使って総務省がやることか?」「無駄なものに予算使わないでください」「税金の無駄遣い」「ケータイ会社に任せましょう」といったコメントが。「税金で鬼太郎(アニメ)7期作れ!」と、同施策を揶揄(やゆ)するかような書き込みも見られました。
さらにもう1点、「ギガが足りない」「ギガ増やせる」という表現にも厳しい意見が。ギガとはギガバイトの略称で、スマホで利用するデータ通信量や本体のストレージ容量、メモリ容量など、データ量の“単位”を意味しています。
近年これを通信量の俗称として使う場面が若年世代を中心に多く見られ、今回その表現を総務省があえて使ったことにXユーザーたち反応。「電波や電気通信やデータを管轄する役所が意味不明な誤用をばらまくな。デジタル庁に怒られるぞ」「国家機関なら言葉は正しく使え」「総務省さんは『ギガ』の妙な用法を滅ぼす側であってくださいよ……」と、苦言を呈す返信が相次ぎました。
ちなみに当該の動画をクリックすると、総務省の特設サイトに遷移(せんい)。「あなたはどれだけ携帯料金の見直しに自信がありますか…?」というフレーズが表示され、「料金プラン見直し力テスト」(全6問)にチャレンジできます。ユーザーの中には「広報内容も見ずに批判するのもいけないと思って見直しテストをやってみたが、総務省がやることなのか、やはり分からない」とぼやく姿も見られました。
recommend
こちらもおすすめ