男女別【結婚したくない理由】納得過ぎた! 外せない価値観4つ“話し合い”時のポイントを解説!
2024.12.18 おおしまりえ
結婚したいけど難しい……。そんな時代の本音や、それでも結婚したいなと思ったときに、やって欲しい“話し合い”のポイントを紹介します。
男女別「結婚したくない理由」
日本では婚姻数が減少していると言われています。その理由は、生き方の多様性が広がったからとも言われていますが、データを紐解きながら気持ちを見ていくと、もう少し事情は複雑なようです。結婚したいけど難しい……。そんな時代の本音や、それでも結婚したいなと思ったときに、やって欲しい“話し合い”のポイントを紹介します。
男女の結婚観を知るヒントとして、リクルートが運営する「リクルートブライダル総研」が行なった「恋愛・結婚」についての調査結果を参照して紹介します。調査は2023年9月5日~6日、全国の20~49歳の未婚男女1200人を対象にしたものです。同調査によると、20〜40代の未婚男女のうち、「(いずれは)結婚したい」と答えた人の割合は46.1%でした。この結果は2019年以降から割合が年々減少しているといいます。
結婚したいと考える人が年々減っている理由では、男性の場合は「金銭的に余裕がなくなるから」42.5%、女性の場合は「行動や生き方が制限されるから」40.5%が最も多い理由として挙げられました。
お互いの価値観を擦り合わせよう
若い世代で結婚意欲は低下しているとは言え、その理由は男女で異なるという結果が分かりました。もしカップル間でも、一方が結婚したいと考えているものの、もう一方が結婚に消極的な場合、調査結果を参考にしながら、話し合いを進めてみるのも良いでしょう。
また、結婚を意識した場合“価値観をすり合わせること”の重要性はよく言われています。価値観と一言で表現しても、具体的に何を話し合えばいいのかイメージできていない人もいるかもしれません。ここでは、価値観をすり合わせる際にポイントとなる点を4つ解説します。
【子どもや教育について】
結婚の先には、多くの夫婦で妊活や子育て、子どもの教育といったイベントが待っています。結婚した後に「実は子どもはそんなに欲しくなかった」なんて話が出たら大変です。まずは結婚したらどんな家族関係にしていきたいか、子どもや教育についてどう考えているか、お互いの話を聞いていきましょう。
【お金について】
子どもの話と合わせて、重要になってくるのがお金の話です。結婚は生活を共にすることなので、財布をどうしていくのか、現在は借金や貯蓄がどの程度あるのか、お金の不安感などを話し合っておきましょう。不安感をお互い共有しておけば、将来の働き方や支え方をどうしていくかも、具体的に見えていくものです。
【働き方について】
お金の話を具体的に共有できたら、働き方の希望も共有しておきましょう。例えば、彼に起業願望があったり、あなたに専業主婦願望があったりしたら、パートナーとしては先に聞いておきたいところ。実現するかは別として、かなえたい働き方は事前に聞きつつ、それに対して必要な準備も話し合っておくのがベスト。
【暮らし方について】
どこでどんな風に暮らして行きたいか、これもしっかり希望を話しておきましょう。地元に帰りたい、いつか海外に移住したいなど、意外と聞いたことのない希望を耳にするケースもあります。暮らし方の希望が全然違うと、長期的に見た時に結婚生活がうまくいかない場合もあり得るので、慎重にすり合わせていきましょう。
妥協NG!“話し合い”で結婚は近づく
話し合いを進めていく場合は“妥協をせず、本音でしっかり話し合うこと”を意識していくと良いでしょう。会話の中では“どうしても意見が合わない点”が出てくることもあります。そこを無理に合わせたり、本音を隠して話し合いを進めたりするのはやめた方がいいでしょう。
例えば、彼が「子どもは欲しくない」と言っている場合、「なぜ欲しくないのか」「どうしたら前向きに考えられるか」を、時間をかけて聞いていくのがおすすめです。「結婚したらいずれ気持ちが変わるかも」と、本音を曖昧なままにして結婚してしまうと、後で取り返しのつかないことになる可能性もあります。話し合うほど、お互いが幸せになれる結婚が近づくと思って、がんばりましょう。
話し合いがしっかり出来る関係を築ければ、最初は結婚に消極的だった人も気持ちが変わり、「この人なら結婚したい」と、変わる可能性があります。まずは勇気を出して、彼の希望を聞くところから始めてみてください。
【まとめ】
結婚は恋愛と違い、一生を共にするパートナーを選ぶことです。しかし、せっかく「結婚したい」とまで思った大好きな相手に、結婚する気が起きていない状態で結婚を迫っても、困惑されたり迷惑に思われたりするだけ。じっくりと時間をかけて、大切な相手と将来に向けて話し合いをしてみてくださいね!
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