ウェディングフォトも「一人」の時代? いちばん“盛れてる”自分を残す… SNSでは体験報告も
2024.9.30 LASISA編集部
個々の価値観やありようが尊重される現代において、「ソロウェディング」がじわり定着しつつあるようです。実際に行った当事者たちの声とは?
「推しのぬいぐるみと…」多様な価値観
「ソロウェディング」という概念が令和の時代に定着しつつあるようです。これは、男女が二人で盛装して撮影する「ウェディングフォト」の“お一人さま”バージョンで、主にウェディングドレスや白無垢を着てみたいと思う女性たちが行っているもの。晩婚化が進み、また個々の価値観を尊重する現代で、この取り組みはポジティブに受け止められているようです。
「いつ結婚するかも分からなくて、20代のうちにドレス着てみたかった」「40歳になったので、推しのぬいぐるみと一緒に撮影してきた!」「ヲタクの友達とやったら楽しそう過ぎる」「私も愛犬とソロウェディング撮りたいな~」……。SNSでは、こうした女性たちのつぶやきを多数見ることができます。
Instagramでは、「#ソロウェディング」というハッシュタグを付けた投稿が1.9万件も。ほか「#ソロウェディングフォト」や「#ソロウェディング撮影」といったタグも見られます。またX(旧ツイッター)への投稿について、Yahoo!リアルタイム検索が示す「感情の割合」分析は“ポジティブ”が83%と大半を占めているもよう。
ソロウェディングについて初めて知ったSNSユーザーからは「理解しがたい」という声もみられるものの、実際に体験した女性たちは「やって本当に良かった」「最高に楽しかった!」と感嘆の声。また、「こういう価値観が認められる時代になって本当に良かった! ウェディングドレスを着たいという夢をかなえることができた!」と、悲願を達成した満足感を表す投稿に共感や称賛のコメントが相次いでいます。
撮影スタジオなども「ソロウェディング」に特化したプランを用意しており、このトレンドはさらに広がりを見せそうです。
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