女性たちの声はいかに…【ナイトブラ】着ける派?着けない派? 着けた方がいい理由3つ
2024.11.27 夏木紬衣
あなたは「ナイトブラ」を着ける派orつけない派? バストアップ効果がなくても着けるべき理由を解説します!
「ナイトブラ」着ける派?着けない派?
育乳のイメージがあるナイトブラ。実はナイトブラを使い続けたとしても、バストアップするわけではないことが広く知られるようになってきました。バストアップよりもバストケアに着目したのがナイトブラなのです。着ける派・着けない派の意見を見比べて、ナイトブラの必要性を考えてみましょう。
着ける派の意見
Xでナイトブラを着用している人のツイートを見てみると「ナイトブラを着けるようになってから安心して寝返りがうてるようになった」「生理前で胸が張って痛いとき、ナイトブラがあれば痛くない」「24時間胸をホールドしないとなんだか違和感がある」「ショーツを常に身に着けているのと同じ感覚でナイトブラを使う」「地震が起こったときナイトブラを身に着けておけば安心」という声がありました。Xではナイトブラをバストキープ目的で使う人と、習慣としてとりあえず身に着けているという人が半々という印象です。
※「ワコール」が行った“ナイトブラの着用”に関するWebアンケートによると、約27%の人がナイトブラを着用していることが分かりました。特に20代後半〜30代にかけてナイトブラを使い始めたという意見が目立ちました。
※2018年4月20日〜25日、666人を対象に行ったもの
着けない派の意見
同じくXでナイトブラを着用しない方のツイートを見ると「ナイトブラ着けてもバストアップするわけじゃないから意味なし」「ナイトブラを着けると苦しくて眠れない」「ナイトブラで肌荒れを起こしたことがあってからやめた」「小胸だから必要ない」「SNSをみていてもPRや案件が多くて怪しい」という声が。SNSでは、お風呂上りにまたブラを着けることに抵抗がある、就寝時の締め付けが気になるという意見が多くありました。
ワコールのWebアンケートでも、ナイトブラを“着けない派”は半数以上を超えていました。このような背景から、寝ているときはバストを締め付けずにリラックスしたいという気持ちが共通していることに加えて、ナイトブラに対するマイナスイメージが就寝時に遠ざける原因と言えるかもしれません。
バストアップ効果がなくても着用したほうがいい理由
ナイトブラにバストアップ効果はないものの、着けたほうがいい場合もあります。
(1)バストの形状維持
ナイトブラ=バストアップではなく、あくまでも重力による影響をおさえる「バストケア」のアイテムです。ナイトブラには、寝ている時に位置が乱れてしまうバストをベストな位置に安定させる目的があります。これによって形の崩れや下垂の防止になり、乳腺組織を支えるクーパー靱帯(じんたい)への負荷を和らげています。
(2)就寝時にかかる重力のケア
「バストの形をキープするためなら日中に着用しているブラでもいいのでは?」という声もありますが、昼間と就寝時ではバストにかかる重力の向きが異なるので、就寝時のバストサポートはナイトブラが効果的です。日中は立っている時も座っている時も、上から下に重力がかかります。一方、就寝時の寝方によって、上下左右あらゆる方向へ重力がかかるので、上から下への重力に対応する日中のブラではサポートしきれないのです。
(3)災害への安心感
地震が起きて避難しなくてはいけないとき、ナイトブラを着用していればすぐに避難行動をとれます。心身に余裕のない被災直後でも、下着を身に着けていることによる安心感が、不安を和らげて気持ちを保つことにもつながります。
【まとめ】
女性にとって安心材料とも言えるナイトブラですが、下着の締め付けが原因で快適な睡眠を妨げてしまう場合は、安眠を優先するのをおすすめします。最近のナイトブラは就寝時の不快感を軽減するために、ほどよいホールド力と快適さを両立した商品が展開されているので、フィッティグや試着サービスを利用して付け心地をチェックしてみるといいですよ。
美容や食など、くらしにまつわるテーマを中心にコラムを執筆。 好きなものや思い出をNotionにまとめがちな記録魔。パンとコーヒーラバーなので週末のパン屋・カフェめぐりがいとしの時間。化粧品検定1級、化粧品成分検定1級を有する。
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