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【大人女子のための最新フェムテック】Vol.10 人に聞けない…デリケートゾーンのニオイの原因&ケア方法

2023.4.3 渡辺恵理

知っているとためになる“フェムテック”に関する特集の第10弾は、デリケートゾーンのニオイケアについて原因からケア方法まで紹介!

デリケートゾーンのニオイの原因と対策!

デリケートゾーンのニオイの原因と対策!デリケートゾーンのニオイの原因と対策!

 トイレやお風呂で下着を脱いだとき、デリケートゾーンのニオイが気になったことがある人も多いはず。人には相談しにくい悩みなので、パートナーがいる人はどう思われているのか不安になることもありますよね。

 ですが、ニオイが気になるからと言ってデリケートゾーンをゴシゴシ洗うのは絶対にNG! まずはニオイの原因を知って、正しい対処方法を実施して改善を目指しましょう!

 1、菌の増殖

1、菌の増殖1、菌の増殖

 デリケートゾーンは汗や尿、生理の経血やおりものに触れるなど常に多湿で温かい場所です。そのため、ニオイの原因となる菌が増殖したりかゆみやかぶれが起きやすくなったりします。

 できるだけムレを軽減できるよう、締め付けの強い下着やボトムを避けて、通気性の良い下着を選んだり、ナプキンやおりものシートをこまめに付け替えましょう。

 2、生理前

2、生理前2、生理前

 排卵後から生理が始まるまでの時期は、デリケートゾーンのニオイが強くなる粘度の高いおりものが出る傾向があります。またこの時期は黄体ホルモンの影響で汗や皮脂の分泌量が増えるため、ニオイの元となる雑菌が増えやすいのも原因のひとつ。

 ニオイが気になるときはおりものシートで下着におりものが付着したままになるのを防ぎましょう!

 3、洗いすぎ&洗い残し

3、洗いすぎ&洗い残し3、洗いすぎ&洗い残し

 ニオイの原因である排泄物、経血、おりものなどに触れるデリケートゾーンはいつも清潔にしておくことが大切! とはいえ洗浄力の強い石けんやボディソープを使ってボディータオルなどでゴシゴシ洗うと膣内を清潔に保つための菌まで一緒に流してしまい、細菌の繁殖を防ぐことができなくなります。黒ずみなどの色素沈着の原因にもなるので注意しましょう!

 デリケートゾーンはその名の通り、デリケートな場所。専用のソープを使ってしっかり泡立てましょう。デリケートゾーンは皮膚が重なり合って複雑な形をしています。このヒダの間に汚れや雑菌がたまりやすくなるので指の腹を使って優しく丁寧に洗いましょう。仕上げは人肌程度のぬるま湯ですすぎ残しがないように丁寧に洗い流して。

 4、食生活

4、食生活4、食生活

 ニンニクやアルコール、お肉や脂っこい食べ物は、体臭だけでなくデリケートゾーンのニオイも強くしやすいので、もし食べるときは野菜や果物、海藻などを 一緒に食べることを心がけてみてくださいね。水分をたっぷり摂ってデトックスを促すのも大事!

 5、ストレス

5、ストレス5、ストレス

 睡眠不足や不規則な生活、ストレスで免疫力が低下、女性ホルモンのバランスが乱れると、肌が敏感になりがち。かゆみやかぶれをはじめ、さまざまなトラブルを引き起こすので、適度な運動や質の良い睡眠を心がけて、ストレスをため込まないように意識しましょう。

まとめ

デリケートゾーンのニオイ対策デリケートゾーンのニオイ対策

 生理用品をこまめに取り変えたり、通気性の良い下着やボトムを選んだりすることで、ニオイケアを徹底していきましょう。アンダーヘアにこびりついた経血や排泄物もニオイの原因になるので、短くカットしておくのも予防になります!

 さらに拭き取りシートや腟洗浄ビデなども取り入れれば、さらにデリケートゾーンが快適になります。ニオイ対策アイテムは次回の【大人女子のための最新フェムテック】で紹介するので、こちらもチェックしてくださいね。

 自己ケアを行っていても、腐敗臭や鼻をつくような強いニオイがした場合は、腟炎や性感染症が原因の可能性もあるので自己判断せずに婦人科を受診しましょう。

 渡辺恵理

女性ファッション誌の編集部を経て、フリーの編集、ライター、イラストレーターとして活動中。アウトドア系YouTuberの旦那と5歳の娘とたまにキャンピングカーで日本を旅しています。キャンピングカー関連の雑誌で4コマ漫画連載中。

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