【バレンタイン】男性より「自分」や「同性友人」に贈る時代? どんなチョコが人気なの?
2024.2.8 笠原加帆
バレンタインデーにチョコを贈る相手といえば、かつては“恋愛感情を抱いている相手”というのが相場でしたが、令和の現代はだいぶ様変わりしています。近年のトレンドを紹介します。
来たるバレンタインを前に、SNSやテレビなどはチョコレートの話題で盛り上がりを見せています。家族やパートナーに「今年はどんなチョコを渡そうか」と思いを巡らせている人も多いかもしれません。しかし、今やバレンタインは誰かのためだけにチョコを買う時代ではないのだそう。バレンタインはすでに、本命用よりも自分用のチョコ選びに注目が集まっているようです。
「自分用チョコ」年々増加している出費額
通販サイト「婦人画報のお取り寄せ」が毎年行っているバレンタインに関する意識調査によると、2022年には自分用のチョコに掛ける金額が「2950円」だったのに対し、2023年は「3329円」、2024年は「3352円」と、年々金額が高くなっていることが分かります。
なお、2022年のバレンタインの時点で、すでに本命に贈るチョコレートの金額より自分用に購入する金額の方が高いこともアンケート結果に表れていることから、この傾向がいよいよ定着している様子がうかがえます。
ちなみに「渋谷トレンドリサーチ」が15~18歳の女子高校生100人を対象に2024年1月に実施したウェブアンケート調査では、今年のバレンタインでプレゼントを贈る相手として最も多かった(※自分以外)のは「同性の友人」66.7%で、「彼氏」23.5%より2.8倍多い結果に。「好きな人」はもっと少なく12.7%。二つを足しても、同性の友人へのプレゼントと比べて半分程度にとどまりました。
バレンタインはもはや、女性による女性のためのイベントという側面が強くなっているとも言えそうです。
※渋谷トレンドリサーチ(https://shibuya-trendresearch.jp)
関西でひっそりと暮らすフリーライター。温度のあるライティングを心がけている。読書、お香集め、ファッション、カフェ、キャンプ、釣りなど趣味は多岐に渡る。自分を癒すために花を買って帰る女性が憧れ。
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