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【チー牛】の意味知ってる? 広がるネットスラング、でももう使わない方がいい理由とは

2024.2.4 LASISA編集部

ネットスラングとしてたびたび見掛けるようになった「チー牛」という言葉。意味や使われている場面をあらためておさらいします。

2024年に入って再注目の兆し 背景は

広まるネットスラング「チー牛」とは広まるネットスラング「チー牛」とは

 SNSなどインターネット上で見られる「チー牛」という言葉をご存じでしょうか。X(旧ツイッター)では2020年以降たびたびトレンドワード入りしており、現在、日常的に使われている頻出単語の一つです。ただ、その言葉が指す意味は微妙に変遷しつつあり、「侮蔑的だ」などと批判する声も挙がっています。

※ ※ ※

 そもそも「チー牛」とは、オタク・陰キャなどと呼ばれるおとなしそうな男性の特徴を詰め込んだ青年のイラストが元になっており、「すいません、三色チーズ牛丼の特盛りに温玉付きをお願いします。」と、店でチーズ牛丼を注文しているとおぼしきセリフが書かれていたことから、略して「チー牛」と言われるようになったものです。

 ネットスラングとして広まるきっかけとなったのは2018年7月、匿名掲示板「5ちゃんねる」の「なんでも実況J(なんJ)」というカテゴリー内の「なんJ 昼のニート無職部 part3」に書き込まれた投稿です。

「就労移行支援で面白かったのは利用者の若い男が皆同じ顔をしてた事」

という一文の書き出しに前述のイラストを添え、「ザ・陰キャって顔」「眼鏡」「黒髪」などの特徴が書き連ねられていました。その羅列内容やイラストの青年の顔立ち、表情などが多くのユーザーの琴線に触れ、「自分にそっくり」「ワイかと思った」などと反響を呼び、瞬く間にネット上に広がっていったのです。

 XなどのSNSでは2020年に爆発的に流行し、連日トレンド入りするほどの反響を呼びました。それから約4年、いっときの流行語ではなくすっかり定着した「チー牛」ですが、2024年に入って再び注目を集めているようです。

次は……「チー牛がウザい」SNS上で“中傷”的な使われ方も?

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