「職場の飲み会嫌い」←若手だけ? 行きたくない理由3位「お酒苦手」、2位「仕事とプライベートは別」、1位は?…実は上司も思ってる!
2024.7.29 LASISA編集部
R&Gが、「職場の飲み会」についてアンケート調査を実施し、その結果をランキングにしました
職場の飲み会に対する本音は?
R&Gが、「職場の飲み会」についてアンケート調査を実施し、その結果をランキングにしました。調査は、2024年5月30日~6月1日の期間、社会人の男女500人を対象にインターネット上で行われました。
それによると、「職場の飲み会に行きたいですか」という質問に対し、73.6%が「行きたくない」と回答しました。「最近の若手社員はプライベート重視だから、飲み会に誘っても嫌がられる」などと言われることもあります。そこで20代に限定して集計したところ、「全く行きたくない」「あまり行きたくない」という人は69.9%で全体平均よりやや低い結果でした。
職場の飲み会に行きたくない理由に、「会社の人とは仕事だけの関係でいい」「上司や普段交流がない方と話すのは気を遣う」「自分が飲めないので、酔っている人のテンションに付き合うのは辛い」「上司の自慢話や愚痴を聞くのが苦痛」などが挙げられました。
一方、「職場の飲み会に行きたい」と回答した人の理由の圧倒的1位は「コミュニケーションの場になる」でした。「一緒に働く人たちと楽しく飲むことで、仕事にも良い影響を与える」「会社が全額負担してくれる」「同僚と普段から親しいため」などの理由を挙げています。
職場の飲み会に行きたくないとき、どのような対応をするか聞いたところ、圧倒的1位は「予定があるからと断る」でした。事前に出欠確認ツールなどで回答する場合には、◯が多い日(開催されそうな日)にバツをつけて参加を回避する人も。出欠確認ツールを使う職場だと、欠席の理由を聞かれないこともあり、比較的断りやすいようです。
どのような飲み会であれば「行きたい」と思うか聞いたところ、「費用負担が少ない」が最も多く、「気を遣わないメンバー」「少人数での開催」と続きました。
調査結果に対して、「寄りそうコンサルタントグループ HR LABO」代表の宮治有希乃さんは、「飲み会に行きたいかどうかは、世代によるのではなく、職場や飲み会の雰囲気によるところが大きい」と着目します。
さらに、コミュニケーションの場として飲み会を機能させたい経営者や管理職に対し、「どの世代の人であっても、上司の愚痴を延々と聞かなければならない場や、過度に気を使うような場に好んで参加したいと思う人は滅多にいません。
飲み会は、
(1)飲み会を開催する目的を明確にすること
(2)一次会のみで切り上げること
(3)会費は会社負担とすることを基本とし、社員同士の相互理解が深まるコミュニケーションの場にすることが大切です。『有意義な時間を過ごせた』と感じた参加者が増えれば、自然と口コミで参加率が上がるでしょう」とアドバイスしています。
「株式会社R&G」公式サイト( https://r-andg.jp/ )
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