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「古書みつけ 浅草橋」に聞いてみた~巣ごもりさん向け週末オススメ3書~

2022.3.19 pon

「古書みつけ 浅草橋」伊勢さん&堀田さんがおすすめする3書!

柳橋物語 むかしも今も

柳橋物語 むかしも今も(著:山本周五郎)/¥693(税込)/新潮文庫

 堀田さん:「ほんとこの本は全人類に読んでほしい。泣けます。江戸時代にこの地で一人の女性が愛を信じ続け続けた話。悲恋ですが、どの世代の人にも絶対感じるところがあるはず。若い世代の方たちは、昔の本だから読みづらいのではと思うかもしれないですけど、そんなことないです! 食わず嫌いせずに読んでほしいです」

タコの心身問題――頭足類から考える意識の起源

タコの心身問題――頭足類から考える意識の起源(著:ピーター・ゴドフリー=スミス)/¥3,300(税込)/みすず書房

 伊勢さん:「ざっくりといえば、人間と同じように、タコも思考があって…ということが書かれている本です。昨年、アカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞を受賞した「オクトパスの神秘」(Netflixで配信中)もタコが題材でしたけど、この本も興味深く、神秘的です。表紙からしてなんかインパクトあるので、SNSで紹介したら、想像以上のいいねがついた一冊です」

昭和三十年代 瞼、閉じれば東京セピア――秋山武雄写真集

昭和三十年代 瞼、閉じれば東京セピア――秋山武雄写真集/¥2,200(税込)/日本写真企画

 伊勢さん:「先日、Netflixオリジナル映画「浅草キッド」を見たら、クレジットに知ってる名前があって驚きました。取材で知り合った、浅草橋の洋食屋「一新亭」のご主人の秋山武雄さんは写真家でもあって、20代から定食屋の傍ら自転車を走らせて戦後の下町の様子を撮り続けていたんです。それで「浅草キッド」で当時の写真がたくさん使われることになったそうです。どこか懐かしい下町の写真を眺めながらのんびり週末を過ごすのはどうでしょう」

■お問い合わせ先
「古書みつけ 浅草橋」
住所:東京都台東区柳橋1丁目6-10 1階
電話番号:03-5846-9193(伊勢出版)
アクセス:JR浅草橋駅より7分
営業時間:11:00~19:00
定休日:日、月(※その他、臨時休業の場合あり。ご来店前にSNSを要チェック)

他インフォメーション情報など
浅草橋エリア限定のスペシャルパスポート付きガイドブック「浅草橋FANBOOK」も発売中!
※現金のみ取り扱い

関連リンク
https://twitter.com/koshomitsuke?ref_src=twsrc%5Egoogle%7Ctwcamp%5Eserp%7Ctwgr%5Eauthor
公式Twitter @koshomitsuke
インスタグラム https://www.instagram.com/koshomitsuke.asakusabashi/

著者 pon

アイドル誌、エンタメ誌の編集者を経て、現在はフリー編集&ライターとして女性誌やエンタメメディアにて活動。広報やイベント企画のお手伝いもしています。仕事とは関係なくアジアドラマをとにかく見倒す日々…。

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