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1月生まれベビー【人気名前ランキング】1位は冬らしい名前がランクイン、干支ネームも急増

2024.2.19 LASISA編集部

赤ちゃんの名前ランキングを毎月調査・発表している「ベビーカレンダー」が、2024年1月生まれの子ども6607人を対象に調査した「1月生まれベビーの名付けトレンド」を発表しました。

「1月生まれベビーの名付けトレンド」が発表

「1月生まれベビーの名付けトレンド」が発表「1月生まれベビーの名付けトレンド」が発表

 赤ちゃんの名前ランキングを毎月調査・発表している「ベビーカレンダー」が、2024年1月生まれの子ども6607人を対象に調査した「1月生まれベビーの名付けトレンド」を発表しました。

女の子の名前は「凜」が人気

 女の子の名前ランキングTOP3は、1位「茉白(主なよみ:ましろ)」・「凛(主なよみ:りん)」、3位「芽依(主なよみ:めい)」でした。「凛」は、2023年12月に引き続き首位を獲得。年間名前ランキングで2位と人気の名前です。

 12月の季語でもある「柚子湯」の「柚」を用いた名前も、引き続き人気。5位「柚葉(主なよみ:ゆずは)」をはじめ、「柚乃(主なよみ:ゆの)」・「柚月(主なよみ:ゆづき)」・「柚羽(主なよみ:ゆずは)」・「柚葵(主なよみ:ゆずき)」・「柚(主なよみ:ゆず)」・「柚花(主なよみ:ゆずか)」など、「柚」を用いた名前がTOP100圏内に7つもランクインしました。

 また、古風で日本的な「レトロネーム」も近年大人気。貴族の楽器として親しまれ、高貴なイメージを受ける弦楽器「琴」を用いた「琴葉(主なよみ:ことは)」が2023年12月28位から、2024年1月は12位に。「琴音(主なよみ:ことね)」は2023年12月48位から、2024年1月は同じく12位へと大きくランクアップしました。

 他にも、止め字に「葉」を用いた「葉止めネーム」も12月に引き続き注目です。5位「柚葉」をはじめ、12位「彩葉(主なよみ:いろは)」・「琴葉」、30位「結葉(主なよみ:ゆいは)」など、レトロネームの代表格であるTOP100圏内に5つランクインしました。

男の子の名前は「一文字ネーム」が人気

 男の子の名前ランキングTOP3は、1位「蓮(主なよみ:れん)」、2位「凪(主なよみ:なぎ)」、3位「律(主なよみ:りつ)」・「陽向(主なよみ:ひなた)」・「湊(主なよみ:みなと)」でした。「蓮」は、2023年の11月以来、3カ月連続で首位を獲得しています。

 1月は人気の名前TOP10のうち7つの名前が「一文字ネーム」でした。近年、漢字一文字の名前がトレンドですが、さらに男女の性差を感じさせない「ジェンダーレスネーム」が好まれる傾向にあります。TOP3の名前のほか「柊」・「葵」・「澪」・「凛」といった「一文字ネーム」が、男女どちらにも名付けられており人気でした。

1月生まれの赤ちゃんの名前ランキングTOP10

<男の子>
1位 蓮 (主なよみ:れん)
2位 凪 (主なよみ:なぎ)
3位 律 (主なよみ:りつ)
3位 陽向(主なよみ:ひなた)
3位 湊 (主なよみ:みなと)
6位 湊斗(主なよみ:みなと)
6位 柊 (主なよみ:しゅう)
6位 暖 (主なよみ:だん)
6位 蒼空(主なよみ:そら)
6位 新 (主なよみ:あらた)

<女の子>
1位 茉白(主なよみ:ましろ)
1位 凛 (主なよみ:りん)
3位 芽依(主なよみ:めい)
4位 六花(主なよみ:りっか)
5位 柚葉(主なよみ:ゆずは)
5位 楓 (主なよみ:かえで)
5位 結愛(主なよみ:ゆあ)
8位 澪 (主なよみ:しずく)
9位 陽葵(主なよみ:ひまり)
9位 紬 (主なよみ:つむぎ)
9位 翠 (主なよみ:すい)

【1月のトレンド】男の子は干支ネーム「龍」を使った名前が急増!

干支ネームに注目干支ネームに注目

 1月生まれの男の子の名付けで目立った漢字は「龍」でした。2022年、寅年になると「寅」・「虎」を使った名前が急増したように、『かっこいい干支』は干支ネームとして名付けに取り入れられる傾向があるようです。2024年は辰年ということから、干支にまつわる「龍」の人気が高まっていました。「龍」は漢字ランキングで2023年12月100位圏外でしたが、1月は65位へとランクアップしました。「龍」を用いた名前では「龍飛(主なよみ:りゅうひ)」・「龍生(主なよみ:りゅうせい)」・「龍希(主なよみ:りゅうき)」などが人気でした。

【1月のトレンド】冬らしい名前が急増

 また、新年がスタートする1月らしく、「新(主なよみ:あらた)」が2023年12月の20位から、2024年1月は6位へと順位を上げました。

 さらに、冬の寒さが一層厳しかった1月は、赤ちゃんの名付けでも、冬らしい名前が増加しました。

 女の子の名前では、「茉白(主なよみ:ましろ)」が2023年12月の19位から、2024年1月は首位へと大きくランクアップ。「ましろ」という響きが「真っ白」を連想させ、冬の雪景色をイメージさせるようです。また、同じく首位の「凛(主なよみ:りん)」には、「冷たい・身にしみて寒い」という意味があることから、特に冬生まれの女の子に人気が高まる傾向にあります。2023年11月100位圏外から、12月は17位へと大きくランクアップした注目の名前「六花(主なよみ:りっか)」。1月はさらに順位を上げて4位にランクイン。「六花」は雪の別名で、雪の結晶が六角形で花のように美しいことが由来とされています。記録的な大雪に見舞われた1月らしい名前です

 男の子の名前では、漢字のつくりが「冬」の「柊(主なよみ:しゅう)」が、2023年11月は42位、12月は13位、2024年1月は6位へとランクアップ。冬の寒さが厳しくなるとともに、人気も高まり、多くの赤ちゃんに名付けられていました。また、「暖(主なよみ:だん)」は2023年12月13位から、1月は6位へと大きくランクアップ。特に寒さが厳しかった1月、温もりのある名前が増加していました。「暖」を用いた名前はTOP100圏内に「暖」のほか、「暖大(主なよみ:はると)」、「暖人(主なよみ:はると)」と、3つランクインしました。

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