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現金VSキャッシュレスどっちが得? 1カ月の生活費を比較! FPが解説する“賢いお金の管理方法”

2023.10.23 LASISA編集部

皆さんは現金とキャッシュレスのどちらをメインに支払いをしていますか? それぞれのメリットとデメリットを比較してみました。1カ月の生活費はどれくらい変わるのか…?

現金VSキャッシュレス

現金VSキャッシュレス現金VSキャッシュレス

 現代社会において、現金とキャッシュレス支払いは私たちの生活に密接に関わっています。この記事では、それぞれの支払い方法のメリットとデメリットを探り、1カ月の生活費に及ぼす影響を考察します。

 

現金のメリットとデメリット

 現金のメリット:現金のメリットとして、まずプライバシーの保護が挙げられます。現金を使えば、支出の履歴が電子的に追跡される心配がありません。これは一部の人々にとって、非常に重要な要素です。また、手元の金額を見れば予算の残りが分かるため、予算を守ることが比較的容易です。さらに、一部の店舗や地域では、現金しか使えない場合もあるため、現金は依然として便利な支払い方法です。

 現金のデメリット: 現金を持ち歩くことは、盗難や紛失のリスクがあります。また、現金を使った支出の履歴を追跡するのは難しいことから、アプリなどを使った予算管理は不十分になりがちです。さらに、銀行手数料などのコストがかかることがあり、旅行や国際取引時に不便を感じることもあります。

キャッシュレスのメリットとデメリット

 キャッシュレスのメリット:キャッシュレス支払いは、便利な支払い方法として広く浸透してきています。スマートフォンやクレジットカードを使用すれば、支払いが瞬時に完了します。また、支出の履歴がデジタルで残るため、どれだけお金を使ったかを簡単に把握できます。キャッシュレス支払いをすることで、キャッシュバックやポイント獲得もできます。

 キャッシュレスのデメリット:キャッシュレス支払いには、オンラインセキュリティーのリスクが存在します。キャッシュレスを利用する際は、手元の現金が減るわけではないので、意識せずに使いすぎてしまうことにも注意が必要です。さらに、一部の店舗や地域ではキャッシュレス決済に対応していないケースもあります。

【まとめ】
 現金とキャッシュレス、どちらが優れているか一概には言えません。それぞれの生活スタイルや、よく利用する店舗・環境に合わせて現金とキャッシュレスをうまく使い分けましょう。そのためには、こまめな情報収集が不可欠です。自分のニーズに合った方法を見つけ、賢くお金を管理しましょう。

 下沢 岳

兵庫県出身。東京大学法学部卒業。大手金融機関に勤務しつつ、平成29年にファイナンシャル・プランニング技能士(FP)を取得。証券アナリストも保有していることから、主に投資アドバイスの分野で活動しており、顧客の投資目標やリスク許容度に合わせた最適なアドバイスを提供。ファイナンシャル・プランニングの分野での最新のトレンドや法律の変更に敏感であり、常に最新の情報を取り入れることで顧客に価値あるアドバイスを提供している。

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