迷惑行為はNG!「インフルエンサー気取り」な人がやってしまいがち“失敗あるある”4選
2023.10.18 まっきー
憧れのインフルエンサーになりたくて、うっかりやってしまいがちな“迷惑行為”。街で見掛けたことはありませんか?
インフルエンサーは憧れの職業
SNSやZ世代のトレンドを分析する「memedays(ミームデイズ)」が行った「Z世代の将来に関する意識調査」で、Z世代がなりたい職業第1位に輝いた「インフルエンサー」。HIKAKINさんやはじめしゃちょーさんといったYouTuberが有名になったこともあり、「インフルエンサー」という存在に興味を持つ人は近年増え続けています。
一方で、インフルエンサーやそれになりたいと行動する人たちを、よく思わない人もいます。良い写真を撮りたい、人目を引く投稿をSNSにアップしたいと思う余りに、うっかりマナー違反とも取られかねない行為をしてしまう“インフルエンサー気取り”の人が少なくないのがその一因でしょう。
この記事ではそんな、街中で見掛けたマナー違反とも言えるエピソードを紹介します。もしかしてあなたも、一度くらい見たことがあるのではないでしょうか。
1.写真撮影が長い!
都内のおしゃれなカフェで友人とアフタヌーンティーを楽しむことになった筆者。当日、案内された席の隣には女性二人組が。ちょうど、アフタヌーンティーのタワーが隣席に運ばれてきたところでした。
女性二人組は立ち上がって、アフタヌーンティータワーや飲み物と自分たちをパシャパシャと撮り始めました。セッティングのたび移動するのでガチャガチャ物音がします。気になりつつ「そのうち終わるだろう」とやり過ごしていました。しかし……。
15分ほどしてこちらの席にメニューが運ばれてきても、隣ではまだ撮影が続いています。物音が気になり落ち着きません。せっかくの時間を邪魔された気になってしまいました。
おいしそうなお料理やおしゃれなスイーツ、フォトジェニックな店内の雰囲気などを写真を撮る行為は、今では一般的になりました。しかし撮影がメインになってしまって料理をおいしくいただけないのでは、店に対して失礼にもなり得ます。
また、いつまでも撮影に掛かりきりで落ち着かない様子は、他の客にも迷惑になります。写真撮影は常識の範囲内でほどほどが良いでしょう。
2.通行人の妨げに
見晴らしの良い景色があったり、色鮮やかな花々が咲いていたりする「インスタ映えスポット」。人通りの少ないところにある場合はまだ良いのですが、中には多くの人が行き来するエリアに位置していることもあります。
以前、旅行先で映えスポットに立ち寄ったところ、別の女性たちが先に撮影していました。少し離れたところで順番待ちをしていましたが、女性たちの撮影はなかなか終わりません。かなり道路にはみ出たところに立ってカメラを構えているので、通行人はもちろん行き交う車にも迷惑を掛けているようでした。
映えスポットで写真を撮る際に、そこを利用する一般の人たちの邪魔になる行為はNG。どうしてもそこで写真や動画を撮りたいなら、通行人が少ない時間帯を狙ったり、短時間で撮影を終えるようにしたりと配慮したいところです。
撮りたい対象物のそばが通行人の導線となる場合は、例えば対象物からあえて少し離れて撮るのもひとつの方法です。自分と対象物の距離を大きく取ることで、背景ボケしたフォトジェニックな写真や動画に仕上げることができるかもしれません。
3.売り場などを占拠して撮影する
ある大型インテリアショップに出掛けたときのことです。カフェテーブルと椅子が欲しいと思い家具コーナーに向かったところ、展示品のテーブルセットで、自宅のようにくつろぎながら座っている女性とそれを撮影している男性がいました。
女性の手には、おしゃれな食器や雑貨が順番に握られていきます。お店のスタッフの様子からすると、撮影許可を取っているわけではなさそうです。
結局、お目当てのカフェテーブルセットは見られずじまいでした。女性たちはSNSでおすすめする商品を撮影していたようですが、店側からすれば、本来購入するはずだった客が他店へ流れてしまったり、店の信用を失ってしまったりと迷惑を被っているはずです。
4.プライバシーに配慮せずSNS投稿
自分の顔や自分の子どもの顔などをSNSに載せてほしくないと考える人は多くいます。SNS上で顔バレしてしまうと、思いがけず犯罪に巻き込まれる危険性などがあります。また一度写真がネット上に公開されてしまうと、後から投稿を削除しても画像が残り続けることがあります。
他者のプライバシーを侵害することのないように、写真撮影やSNS投稿をする際には、十分に気を付けたいものです。
インフルエンサーとは、影響力を持つ人のことを意味します。迷惑行為をするインフルエンサーたちは、周りの人々やSNS上で交流のある人たちに、悪い影響を与えてしまうことになります。
自分たちの都合ばかり優先して周りが見えなくなってしまう“インフルエンサー気取り”ではなく、周りに良い影響を与えられるインフルエンサーを目指したいものです。
一児の母。フリーでライターやYouTube動画編集をしています。料理が好きですが、腕前はイマイチ。おしゃれフードや占いが好きで、娘が寝た後にのんびりと女子向けサイトを見て情報収集するのが最近の楽しみです。
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