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「あとぜき!」←熊本県民にしか通じない謎の4文字…「便利すぎる!」「標準語に!」他県民から熱視線

2025.4.27 LASISA編集部

世の中には様々な方言がありますが、熊本県民から「これって方言だったの?」と驚きの声が上がりがちなのが「あとぜき」という言葉。

重宝すること間違いなしの「あとぜき」とは?

熊本県でしか通じない便利な言葉熊本県でしか通じない便利な言葉

 世の中には様々な方言がありますが、熊本県民から「これって方言だったの?」と驚きの声が上がりがちなのが「あとぜき」という言葉。実はこの方言に対しては、他県民が「便利すぎる!」「こんな言葉があるのか」と驚くことも少なくありません。「あとぜき」とは一体どのような意味なのか、深掘りしていきましょう。

 熊本県民なら老若男女問わず使っている「あとぜき」。この言葉は「開けた扉を閉める」ということを意味します。普通であれば、「ドアを開けたらしめなさい!」などと言う必要があるところを、熊本では「あとぜき!」とひとこと言えば通じてしまうのだそう。

 もちろん普通に会話の中でも使われますが、ドアに「あとぜき」とだけ貼り紙が貼られているパターンも。また、「あとぜきお願いします」など丁寧な言い回しをすることもあるようです。

 ちなみに「あとぜき」の由来は、「あとを『せく』」という言葉から。「せく」というのは、「堰く」と書いて、「せき止める」や「ふさぐ」ということを表しています。つまり、「後ろをふさぐ」ということで、これが「開けた扉を閉める」という意味に繋がっていったよう。

 かなり便利な言葉であるため、熊本県民以外からは「たった4文字でこの情報量を表現できるのはすごい!」「普通だと文章で伝えなきゃいけないところを、ひとつの単語で表せるのは便利すぎる!」「いろんな場面で役に立つから、熊本以外でも広まって欲しい」などの声が続出。SNSなどでも、度々話題になっています。

 方言といえば「同じものを別な呼び名で表す」だけのパターンが多い中、ひときわ異彩を放つ「あとぜき」。こういった「便利すぎる」方言も、探してみると他にもあるかもしれませんね。

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