施設別《落とし物ランキング》TOP3発表!帽子、傘だけじゃない!タクシー、鉄道、空港の“笑えない”落とし物たち…乗り物ごとに全然違う!
2025.4.25 LASISA編集部
findが、4月25日の“拾得物の日”にあわせ、全国の提携施設における落とし物の傾向をまとめた「施設別落とし物ランキング」を公開しました。
「施設別落とし物ランキング」が公開

「落とし物クラウドfind」を提供するfind(東京都中央区)が、4月25日の“拾得物の日”にあわせ、全国の提携施設における落とし物の傾向をまとめた「施設別落とし物ランキング」を公開しました。
findは、2025年4月現在、鉄道、商業施設、ホテル、スタジアムなど全国29社、約2300ヶ所で導入されており、サービス提供開始から約2年で落とし物拾得件数は累計150万件以上、平均して1日2,000件ほどの落とし物が届けられているといいます。今回のランキングでは、施設ごとに「最も多く落とされたモノ」を分類し、落とし物のトレンドを分析しています。
findが集計した落とし物データによると、商業施設では、その場での使用が多い「現金」に加えて購入品である「食品」や「生活用品」の忘れ物が多い結果となりました。findは、「施設側では、食品を冷蔵庫に入れるなどして保管しております。しかし、忘れてしまうと取りに戻るほどでもないということで返却率も高くありません。買い物疲れでひと休みした際などに、購入品の確認を改めてする必要がありそうです」とコメントしています。
鉄道やバスでは、「手袋」や「傘」「帽子」などの季節やその日の天気に合わせた携帯品の忘れ物が多くなる傾向がありました。findは、「小物の忘れ物に加えて、エコバッグやトートバッグ、リュックなど大きな忘れ物をしてしまう方も多いため、降車駅やバス停付近で事前に忘れ物がないかを確認する必要がありそうです」と分析しています。
空港では、「スマートフォン」や「ワイヤレスイヤホン」などのどの施設にも多い忘れ物が上位に入りました。。findは、「空港では日本人のみの忘れ物ではなく訪日観光客の増加に伴い、国際的なお問合せ対応の必要性が高まっています。findでは国内外問わず誰でも簡単に落とし物のお問合せが可能なように『find chat』を展開しており、羽田空港では展開から約1か月で約2,700件の活用があります」とコメントしています。
施設に限らず全ての施設で共通して多い忘れ物は「スマートフォン」「ワイヤレスイヤホン」といった普段から使用しているものとなりました。施設側が、館内の放送や車内での声がけを徹底しており、それによって実際に忘れ物の数は各施設で減少傾向になっているようです。
今回のランキングで、施設ごとに落とされるアイテムに傾向が見られました。落とし物には「その場の目的」や「利用者の行動」が色濃く反映されており、社会やライフスタイルが垣間見えます。findが掲げるのは「落とし物が必ず見つかる世界」の実現。想像以上に多い忘れ物数に驚いた人も多いのではないでしょうか。まずは身近な忘れ物を減らしていくことが重要そうです。
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