LASISA

Search

《LINEアイコン》で性格が分かる…? まゆつば「性格診断」、あながち間違ってもいないワケ あなたはどれ?【診断つき】

2025.4.24 山嵐冬子

自撮りでも、年代によって印象は変わる!

LINEのイメージ

 例えば、アイコンの定番でもある自分自身の顔写真の場合。これはユーザーの年代によって印象が少し変わるかもしれません。

 10~20代前半の若年層にとって、InstagramなどのSNSで“顔出し”をすることは、自分の容姿が好きで他者にも見てもらいたいという自信と承認欲求の表れとも受け取られます。自撮りの場合は撮影角度や画像加工によって実際より“盛れてる”画像に作り込むことも可能ですし(周りから「かわいい!」と思われるために努力するタイプ?)、映りをコントロールしづらい他撮りであれば正真正銘の“顔整い”を自認しているとも解釈できます。

 ただこれが30代以上などの大人世代となると少し事情が変わります、ビジネス用途として証明写真のような当たり障りのない自分画像を採用することもあり得るからです。この場合は反対に、真面目、もしくは遊び心がないといったイメージを与えがち。ただ、同じ自分画像でも、旅行先でのワンシーンや家族とのプライベートな表情ならよりフレンドリーな印象を相手に抱かせるようです。

 ちなみに、後ろ姿や斜め横顔など、自分の画像でも顔を隠している場合は? これは、自分自身をアピールしたい一方で個人情報の取り扱いにも分別がある大人、といったイメージを抱かれやすいパターン。ただし、安易に顔を出さない分別があるからこそ、それでも自分画像を使いたいのか、と承認欲求がより際立つことも否めません。

 次に、アニメや漫画のキャラクター、またアイドルなどの有名人の場合。10~20代前半の若者であれば、自分の「好き」「推し」を前面にする人というイメージ。もしかしたら推し活イベントなどにもしょっちゅう出掛けるアクティブなタイプかもしれません。同じ趣味の人と出会えれば話が盛り上がりそうです。しかし30代以上の“いい大人”がこれをやると、他人の著作物を無断で使用しているという事実の方に目が行きます。著作権などの法令を知らない人なのか? と疑われることは、大人として得策とは言えないでしょう。

 では、自分で飼っているペットの画像はいかがでしょうか? 動物は基本的に皆かわいく、それを見た誰かを傷付けるものではありません。そのため最も“無害”なアイコン画像の一つとも言えます。とはいえ、ペットとそのユーザー自身はあくまで別の存在なので、終始ネコ語でメッセージを送るといった特異行動によっては、自他境界があいまいな人、と捉えられる恐れも。同じような例で、自分の子どもをアイコンにしているケースがありますが、「子どもは子どもであって、このLINEアカウントで発言しているのはその親であるユーザーなのに」と違和感を覚える人もいるようです。

次は……食べ物から受ける印象は多種多様!

ライター 山嵐冬子

新聞記者、雑誌ライターおよび編集者をへて、現在ウェブ上で活動中。愛猫のキジトラと“二人暮らし”。SNSウォッチやジュエリー集めが趣味。夜型のアラフォー。※画像はイメージです。

tags

この記事の関連タグ

recommend

こちらもおすすめ