【相続問題】もめそうな人は“ダントツ”兄弟姉妹!なら、もめそうなコトは?3位:手続き、2位:財産分与…1位は?「意見がまとまらなさそう」「難しそう」2人に1人が懸念
2025.4.9 LASISA編集部
「訳あり物件買取ナビ」を運営するAlbaLinkが、「相続でもめそうなことに関する意識調査」を実施し、その結果をランキングにしました。
相続問題…誰とどんなことでもめそう?

「訳あり物件買取ナビ」を運営するAlbaLinkが、「相続でもめそうなことに関する意識調査」を実施し、その結果をランキングにしました。調査は、2025年3月26日~31日の期間、30代以上の男女500人を対象に、インターネット上で行われました。
まず行ったのが、「相続でもめる可能性があるか?」という質問。「かなりある」「多少ある」と回答した人が合わせて4割以上にのぼりました。実際にもめている最中の人や、「祖父母がなくなったときに、親と親の兄弟がもめているのを見た」という人もいました。一方もめそうにない理由としては「分けるだけの資産がない」「家族みんな仲がいい」などが挙がりました。
相続に関して、誰ともめる可能性があるかを聞いたところ、ダントツは「兄弟姉妹(63.0%)」でした。
自分が相続人になるのは、親が亡くなったときが多いため、同じく相続人となる兄弟姉妹ともめる可能性があります。「兄弟姉妹の配偶者」「配偶者の兄弟姉妹」という回答もあり、主に兄弟関係でもめそうなことがわかりました。
相続でもめそうなことの1位は「不動産の取り扱い(47.0%)」で、半数近くの人から回答を集めました
・実家や田んぼをどう処分するかについてもめそう。取り合いになるのではなく、処分の仕方にてこずると思う(30代 女性)
・実家は持ち家なので、家の処分について意見が分かれる可能性があります(40代 女性)
・畑地や山林を誰が相続するか(50代 男性)
などのコメントが挙げられており、取り扱いが難しく、もめそうだと感じている人が多くなりました。
2位は「納得感のある財産分与(34.0%)」。
・兄弟は遠方にいて親の介護をしていないのに、財産はきっちり等分にもらうだろうから、納得できない(30代 女性)
・お金は平等に分ければいいと考えていますが、「介護負担が大きかった人への配慮」「譲り受けるものなどの選定」についてもめるかもしれません(30代 男性)
・介護など親への貢献度を考慮して、どのように財産分与するのか。お互いの意識の違いもありそうです(50代 女性)
3位は「誰が手続きを進めるか」でした。
・忙しいのを理由に、誰も手続きをやらなさそう(30代 女性)
・再婚家庭なので、誰が手続きをするかでもめる可能性がある(40代 女性)
・兄弟がみんな離れたところに住んでいるので、誰が手続きを進めるか(60代以上 男性)
などの理由が挙げられました。
また、「相続でもめた場合の解決策」を聞いたところ、1位は「第三者を入れる(42.8%)」でした。2位は「家族で話し合う(35.0%)」となっています。
調査を行ったAlbaLinkは、「家族によって考え方はさまざまなので、「介護してきた負担に応じて財産分与に重みをつけるべき」「法定相続分にのっとって配分すればいい」など、正解は一つではありません。必要であれば弁護士など専門家の助けも借りながら、家族で話し合うことが重要です」とコメントしています。
recommend
こちらもおすすめ