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【価格差は4.5倍!】ブルー系メイク下地 「セザンヌ」vs「プリマヴィスタ」どう違うの…? お疲れ “オトナ肌” で試した結果

2025.4.7 LASISA編集部

プチプラ派? デパコス派? ミドプラ派……?? これは、自分の肌に合うコスメを探して日々さまようオトナたちに捧ぐ体験レポです。

テカり防止とパキパキ乾燥の“はざま”で

プリマヴィスタ「スキンプロテクトベース皮脂くずれ防止 UV50」(左)とセザンヌ(中央)。右の「フーミー」は、また今度プリマヴィスタ「スキンプロテクトベース皮脂くずれ防止 UV50」(左)とセザンヌ(中央)。右の「フーミー」は、また今度

 何かと話題になるコスメの価格、価格帯。「プチプラで十分!」と思う日があれば「やっぱりデパコスしか勝たん!」となる朝も。その間を取って最近はミドルプライス(ミドプラ)なコスメに“原点回帰”人も多いそう。似ている商品を使い比べて、正直な使用感を紹介します。

 春本番が訪れたと思ったら、さっそく紫外線が気になってきた今日この頃。肌トーンを明るく上げてUV対策もしっかりやっていきたい季節です。

 ちまたではどのコスメブランドも、トーンアップ効果のあるブルー系メイク下地が盛況。その中で今回は、ミドプラかつ下地の王道・プリマヴィスタの「スキンプロテクトベース皮脂くずれ防止 UV50」(税込み3080円、※)のフレンチブルーと、プチプラの代表格・セザンヌの「皮脂テカリ防止下地」(同660円)のライトブルーをチョイス。それぞれ顔半分ずつに塗って比べてみました。

似ているようで……テクスチャーは全然違った!似ているようで……テクスチャーは全然違った!

 ちなみに試した編集部員Eは、寄る年波に翻弄されるお年頃なオトナ肌世代。しかも仕事で慢性お疲れ状態。たっぷり保湿しても頬や口回りを中心にガサガサがしぶとく居座る日々です(泣)。おのずと肌色もくすみがち、しかもかなり深刻に……。

 今回選んだ二つをまずは腕に塗ってテクスチャーをチェック。価格差は実に4.6倍です。おや、上部に塗ったプリマヴィスタはクリームに近い柔らかさで、一方のセザンヌはサラサラと水のような質感。毛穴凸凹肌にはセザンヌの方が塗り広げやすそうだなー……と思いきや、意外にもどちらもするんするんとラクに伸びました。

 腕の内側で見比べた色味は、セザンヌの方がわずかに白め? 程度の違い。それではいよいよお疲れオトナ肌(顔)に塗ってまいります。

 顔の参考画像(やや閲覧注意……。何せお疲れオトナ肌)の向かって左半分がプリマ、右半分がセザンヌです。鼻のてっぺんは何も塗らず、元々の毛穴状態を表現してみました(すみません)。

 どちらかと言うと右のセザンヌの方が鼻周辺の毛穴は隠れている印象です。また色味の違いとしては、個人の感想ですがセザンヌは白くトーンアップするのでやや黄み感の残る明るめの肌色(自分比)、プリマは青みが足されるので少しピンク肌に近付いた気がします。

 どちらも皮脂くずれ防止をうたっているので、かなりタイトな使用感。事前にもっとしっかり保湿しないとツッパリ感が拭えません。そして下地を塗ってから2時間、気付くと顔右側の口周辺の肌がパキパキと割れて元のガザガザが露出してきてしまいました(驚)。

 潤いに乏しいオトナ肌に“皮脂くずれ防止”はやはり鬼門なのか……(泣)? しかし混合肌でTゾーンは年中テカりを気にしている身にとって、鼻周りの皮脂ブロック力はどちらも大満足♪ ビシッとシールドを築いてテコでも動きそうにない頼もしさを感じます。

 皮脂が気になるところに使えば、これからの季節もオトナのベースメイクを守ってくれそうな2品。プリマの方がツヤ感のある仕上がりで、セザンヌはマットな質感。なりたい印象で選ぶのも良さそう。繰り返しますがオトナ肌な皆さんは、事前の保湿をたっぷりと! 乾燥が気になるエリアは保湿下地を使うのが吉!

※本製品は2025年4月7日で生産終了。「スキンプロテクトベース 皮脂くずれ防止 UV50 EX」に順次置き換わるそうです。

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