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【東西の違い】東京のタクシーはカラフル過ぎる!? 大阪のタクシーが“黒ばかり”の理由

2025.4.3 LASISA編集部

 交通手段として便利なタクシー。東京をはじめとする関東圏で利用している人は、タクシーの色と言えば緑や白、黄色などさまざまな色合いを想像するのではないでしょうか?

タクシーの色といえば?東西で違いあり!?

タクシーの色、何色を思い浮かべる?タクシーの色、何色を思い浮かべる?

 交通手段として便利なタクシー。東京をはじめとする関東圏で利用している人は、タクシーの色と言えば緑や白、黄色などさまざまな色合いを想像するかもしれません。もちろん黒いタクシーもありますが、あくまでその中の1つといったイメージでしょう。

 しかし、大阪の人は東京などに来るとそのカラフルさに驚くのだそう。ネット上でも「タクシーって黒じゃないの? カラフル過ぎるんだけど!」といった声が。実は大阪でタクシーと言えば多くが黒。なぜ黒いタクシーばかりなのか、大阪のタクシーの色に隠された秘密に迫ってみましょう。

大阪のタクシーが黒である合理的な理由とは

 タクシーの歴史は古く、1912年に東京の有楽町に「タクシー自動車株式会社」が設立されたのが始まり。その後全国に広がったタクシー業は、戦後さらに勢いを増して増加していきました。

 実はその当時は、東京でも黒いタクシーが主流だったそう。しかし1950年代頃に、他社との差別化を図る目的でカラー車両を使ったタクシー会社が登場。それが人気になったことから、他のタクシー会社もカラーになっていったと言われています。

 一方、なぜ大阪にカラフルなタクシーが浸透しなかったのでしょうか? 「黒いタクシー=高級感がある」と感じる人が多く、高級志向から黒いタクシーが根強い人気を誇っているとの説が。ネット上では「冠婚葬祭で利用するなら、高級感のある黒いタクシーが良いと考える関西人気質もあるのでは」との意見もあがっていました。

 また、ハイヤーとして使用するためとの理由も。完全予約制のハイヤーは、基本的に黒であることがほとんどです。そのためボディを黒にしておくことで、普段はタクシーとして利用しながら、車体上部の行灯を取り外せばハイヤーとしても使えるようになっていることが多いのだそう。

 あまりはっきりとした理由は見当たりませんでしたが、地域によって色に差があるのは興味深いものです。普段行かない地域に赴いたときは、車両や建物などの色に注目してみると面白いかもしれませんね。

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