新生活から始める《ゆるミニマリスト》断捨離もゆるくてOK、目指すコツ3つを伝授!
2025.3.30 夏木紬衣
捨てることよりも残すことを意識し、肩の力をぬいて選んだ好きな物を持つライフスタイルを送る「ゆるミニマリスト」についてご紹介!
ミニマリスト=断捨離を極めた者ではない

物を多く持っている状態からミニマリストを目指すと、どうしても捨てることに意識が向きがちです。捨てることが目的となってしまった結果、感情を無視して心の豊かさにつながる物まで処分してしまうことも。
捨てることよりも残すことを意識し、肩の力をぬいて選んだ好きな物を持つライフスタイルを送る「ゆるミニマリスト」についてご紹介します。
ミニマリストとは、衣食住を必要最小限の物で過ごす人のことです。大量生産・大量消費の現代社会で生きていくうえで、本当に必要な物を見極めて暮らす人を指します。
必要最低限の物で過ごすミニマリストと断捨離はセットで語られることが多く、物を持たないのが目的となってしまったがゆえに、生活に必要な物や心の豊かさにまつわる物まで捨ててしまうことも。質素な暮らしを送るのがミニマリストの姿なのでしょうか?
ミニマリストの本質はむやみやたらに物を捨てることではなく、自分の豊かさにつながる物を見極めること。ストイックに物を減らすイメージが強まってしまった「ミニマリスト」という言葉に対して生まれたのが、ゆるミニマリストです。
ストイックに物を減らさない「ゆるミニマリスト」とは?
ゆるミニマリストの言葉に定義はないものの、お気に入りの物・好きな物・とっておきの物に囲まれる暮らしを送るのが共通点です。生活必需品は厳選しつつ、趣味のアイテムは捨てずに取っておく。自分を豊かにする物を選びぬく生活を送るのがゆるミニマリストなのです。これはミニマリストの原点である“本当に必要な物を見極めて暮らす人”に通じる部分とも言えます。
ゆるミニマリストを目指す3つのポイント
ゆるミニマリストは、物をストイックに減らすのが目的ではありません。身の回りに残すことで自分の心が豊かになるかどうかに焦点を当てます。
(1)捨てる意識より“お気に入り”や“好き”を残す意識
まずはゆるミニマリストへのマインドチェンジから始めてみましょう。物を捨てなきゃという意識よりも、お気に入りの物や好きな物を残すことに集中します。思い入れのある物や趣味に関わる物を無理に捨てる必要はありませんよ。
(2)狭い範囲から始める
どうしても物がありすぎてしまう人は、狭い範囲から整えていきましょう。ポーチの中身、財布の中身、シューズボックス、クローゼットというように少しずつ範囲を広げて段階を踏むことで、自分にとっての豊かさとは何かに気づけるはずです。
(3)理想のお部屋写真と見比べて客観視する
自分にとってときめく物がなんなのかいまいちピンとこない人は、理想とするゆるミニマリストの部屋と自分の部屋を見比べることから始めてみましょう。自室を写真に撮って理想と比較することで、現状を客観視でき改善点が見つかりやすくなります。
【まとめ】
心の豊かさにつながる、自分にとっての“好き”に囲まれて暮らすゆるミニマリスト。気張らずに断捨離をはさみつつ、お気に入りや好きというときめく感情へのアンテナに集中することで、無理せずゆるミニマリストの生活が身につくはずです。
美容や食など、くらしにまつわるテーマを中心にコラムを執筆。 好きなものや思い出をNotionにまとめがちな記録魔。パンとコーヒーラバーなので週末のパン屋・カフェめぐりがいとしの時間。化粧品検定1級、化粧品成分検定1級を有する。
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