地域によってバラバラすぎる! “親指を上げる遊び”、みんなは何て呼んでる?
2025.3.28 LASISA編集部
複数人で“親指”を上げて数を当てる遊び。道具がなくてもいつでも手軽にできるため、一度は遊んだ経験がある人も多いのではないでしょうか。あなたはこの遊びを何て読んでいましたか?
“親指を上げる遊び”なんて呼ぶ?

小学生の頃などに流行った、複数人で“親指”を上げて数を当てる遊び。道具がなくてもいつでも手軽にできるため、一度は遊んだ経験がある人も多いのではないでしょうか。全国的に昔から親しまれている“親指を上げる遊び”は、ルールは同じでも地域によって様々な呼び方があるよう。どのような名前で呼ばれているのか、さっそくチェックしてみましょう。
“親指上げ遊び”のメジャーな呼び名はSMAPが全国に広めた?
もともとは中国の“数拳(かずけん)”という、2人で対戦して指の数を当てる遊びが日本に広まったのが起源ではないかといわれている“親指を上げる遊び”。全国に広がった経緯は不明ですが、地域毎に様々な名前で呼ばれており、統一した名前は付いていなかったようです。
しかし、1996年から放送されていた有名なバラエティ番組「SMAP×SMAP」がきっかけで、関東を中心に全国で「指スマ」と呼ぶ人が急増。「指スマ」という名前は番組内のゲームコーナー「指-スマGrand Prix」からきていて、ネット上では「指スマの由来が『「SMAP×SMAP』って知らずに呼んでた」との声や「指スマ以外になんて呼ぶの?」など、「指スマ」が全国に浸透していることが分かる声も多くみられました。
また、「指スマ」と同じくらい全国に定着している「いっせーの」という掛け声がそのまま名前になった地域も。中部では「いっせっせー“の”」、関西では「いっせーのー“で”」など、語尾が変化しているところが特徴です。由来は分かっていませんが、沖縄では「ちーばる」、山梨や静岡の一部では「せっさん」など、方言のように聞こえる名前もありました。
さらに兵庫では「いもいも」、大阪や福井の「るんるん」、秋田や群馬の「たこたこ」、大分では「あらし」、千葉は「チュンチュン」など……かわいらしくも独特な呼び方をする地域もあるようです。中には、地域が不明な「セロセロ」「ピコピコ」「ギンギラギン」という不思議な名前もネット上には寄せられていました。擬音のような呼び方から、遊びの楽しさが伝わってきそうです。
他にも、まだまだ多数の名前が存在する“親指を上げる遊び”。一風変わった全国の名前に、「おもしろすぎる!」「自分の地域の呼び方が普通だと思ってた」との声や「そもそも名前があるなんて知らなかった」など、驚きの声も多く上がっていました。
「親指を上げる遊び、なんて呼んでる?」という話題を振って、子どもの頃のように遊んで盛り上がるのも楽しいかもしれませんね。
あなたはなんと呼んでいますか?コメントで教えてくださいね!
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