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「13日の金曜日」←もう通じない!? ジェイソンを知らない若者に感じるジェネレーションギャップ

2025.3.13 LASISA編集部

あなたは「13日の金曜日」という言葉を知っていますか?不吉な日の代表である「13日の金曜日」という言葉。ホラー好きじゃない人でも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。

「13日の金曜日」という言葉にピンと来る?

「13日の金曜日」という言葉にピンと来る?「13日の金曜日」という言葉にピンと来る?

 本日、2025年3月13日は木曜日。さて、あなたは「13日の金曜日」という言葉を知っていますか?不吉な日の代表である「13日の金曜日」という言葉。ホラー好きじゃない人でも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。

 発端はアメリカのホラー映画「13日の金曜日」が一大ブームとなったことからでした。

 直近では2024年12月に「13日の金曜日」がありましたが、その際にもSNS上では「ジェイソンが来るぞ!」との声が続出。しかしその一方で、「もう若者は『13日の金曜日』自体を知らないよね」といった声も多くみられました。最近の「13日の金曜日」に対する人々の反応は一体どのようなものなのか、映画の内容と合わせて詳しくみてみましょう。

不吉な日「13日の金曜日」が通じなくなっていた!?

 実は「13日の金曜日」自体は映画とは関係なく、キリスト教の文化的にそもそも不吉とされていました。「最後の晩餐」で13番目の席に座ったのが裏切り者のユダとされ、13という数字はキリスト教において凶数。さらに金曜日は、イヴがアダムにリンゴを与えて楽園から追放された日とされているためです。

 このような背景から作られ、ホラー映画の筆頭となった映画「13日の金曜日」ですが、 最近のSNSなどでは「職場の若い子に『13日の金曜日だね』っていったら意味が通じなかった」「『何が怖いんですか?』って言われた」など、ジェネレーションギャップを感じるといった声が多数あがっています。また「『ジェイソンって何?』って聞かれた!」との声もあり、若者の中には作品自体を知らない人も増えている様子。

 実際、映画「13日の金曜日」シリーズの1作目が公開されたのは1980年で、今から40年以上も前になります。ちなみにこの1作目にはジェイソンはほぼ登場せず、殺人鬼として描かれているのはジェイソンの母親。ジェイソンが殺されてしまったことから若者に憎悪し、殺人を犯すというストーリーでした。

 ジェイソンが登場するのは、1981年に公開された2作目から。リアルタイムで見ていた世代でも「言葉は知ってるけど映画は見たことない」という人や、映画は見ていてもストーリーを記憶違いしているケースも多くあるよう。

 全12作品にものぼる「13日の金曜日」シリーズ。次の13日の金曜日は2025年6月13日です……!ぜひ一度作品を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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