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「内出血のあと」の呼び方が通じない!?“あお”系?“くろ”系?地方によって違うらしい…あなたはなんて呼ぶ?

2025.3.4 LASISA編集部

身体の一部を強くぶつけた時にできてしまう、内出血のあとのことをあなたはなんと呼びますか? 実はこの内出血のあとの呼称は地域によってさまざまなのです。

内出血の“あと”のことをなんて呼ぶ?

内出血の“あと”のことをなんて呼ぶ?内出血の“あと”のことをなんて呼ぶ?

 身体の一部を強くぶつけた時にできてしまう、内出血のあとのことをあなたはなんと呼びますか? 実はこの内出血のあとの呼称は地域によってさまざま。その語源や読み方も多様で、友人との会話中に伝わらなかったという人も多いようです。

一般的には「あおあざ」がメジャーな表現

 一般的にぶつけた時にできる内出血のあとのことは「あおあざ」と呼びますが、2番目に多い呼称は「あおたん」。元々「あおたん」は北海道の方言で、各地域に移住した北海道民から東京や大阪、富山などに伝わったと考えられています。語源ははっきりとしていませんが、花札の青い短冊「青短」や「青いたんこぶ」が由来との説がありました。

 その他、茨城や千葉では「あおなじみ」、宮城では「あおじんたん」、三重や愛知、広島では「あおじ」、福岡では「あおじみ」など、同じ「あお」から始まる複数の呼び方があるようです。

「あお系」の呼び方だけかと思いきや、「くろ系」も存在します。岩手や宮城、佐渡や熊本は「くろち」、和歌山や大分、岐阜などでは「くろにえる」という何やら格好良い呼び方が。面白いことに、これらの呼称は地方ごとに固まっているのではなく、東北や九州、中部や四国など日本各地に点在しています。

 あお系やくろ系などの他には、新潟では「しにいる」、石川・兵庫では「しぬ」「しんだ」など、初めて聞いた人が驚いてしまいそうな方言の地域もあります。中でも珍しい呼び方は、鹿児島の「つぐろじん」や沖縄の「おーる」。「つぐろじん」は青あざを表す「黒しみ」が変化していったもので、「つ」は接頭語のよう。「おーる(オールー)」は沖縄弁で「青い」ことを意味する方言です。

 ネット上では「今まで標準語だと思って使っていのに友達に通じなかった」「生まれも育ちも関西なのに、北海道の方言を使っていたのが不思議」などの声が上がっていました。各地域でユニークな呼び方がある「あおあざ」。身の回りの人たちの呼び方を確認してみると、地方エピソードで会話も盛り上がるかもしれませんね。

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