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【離婚理由】男女の《差》はほぼなくなった?不倫、DV…実は全くイメージと違う?[弁護士事務所の調査結果]

2025.2.26 LASISA編集部

、離婚問い合わせ件数が累計1万件を超える弁護士法人「デイライト法律事務所」が、離婚問題の原因となるランキングを集計し、その結果を発表しました。

離婚理由…イメージと現実に違い?

離婚理由…イメージと現実に違い?離婚理由…イメージと現実に違い?

 離婚の理由について、パートナーの不倫や暴力などをイメージする人は多いのではないでしょうか。「そのような悪質なケースは、実際には一部にとどまります」と、離婚問い合わせ件数が累計1万件を超える弁護士法人「デイライト法律事務所」は指摘します。同事務所が、離婚問題の原因となるランキングを集計し、その結果を発表しました。結果は、2024年1月1日~2024年12月31日の期間、相談時アンケートに回答した1509人を対象に集計されたものです。

 「暴力」は10.6%にとどまり、女性の離婚理由のTOP3には「異性関係(相手)」15.8%、「精神的虐待」が26.1%、「性格の不一致」が31.6%という結果でした。

 一方、男性の離婚理由のTOP3は、「性的不調和」7.5%、「性格の不一致」15.8%、「精神的虐待」30.4%という結果です。

「男性と女性で差はあまりない」という結果について、「女性の社会進出によって経済的に自立できる方が多くなった」分析するデイライト法律事務所。

「昔は専業主婦の方が多く、女性が離婚を決断するのは勇気と覚悟が必要でした。

 しかし、現在は女性でも働きやすくなり、収入を得ることができるようになりました。

 性格の不一致によってストレスを感じて生活するよりも、離婚して自立したいと考える女性が増えたと考えられます

 また、離婚に対する価値観の変化も見られます。現在は夫婦3組に1組が離婚すると言われています。昔ほど離婚に対するマイナスイメージはなく、離婚という決断をしやすくなっていると考えられます。」とコメントしています。

日本よりも離婚率が高いと言われるアメリカでは、どのような理由で離婚しているのでしょうか。離婚専門の弁護士等の記事を参考に、離婚の理由をまとめたところ、1位「コミュニケーションの問題」、1位「愛情が冷めた」、3位「性の不一致」がTOPです。日本の場合と同じような理由が大部分ですが、特徴的なものとして「ドラッグ」の問題と「若すぎた」があげられます。

出典:離婚原因ランキング(弁護士法人デイライト法律事務所)
https://www.daylight-law.jp/divorce/

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