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「いくつになってもキレイでいたい」「若々しくないと社会が許さない…」 オトナ女性たち、“美容”にまつわる複雑な思い

2025.2.14 LASISA編集部

自分自身のためにキレイでいたい、でも同時に社会からのプレッシャーも感じる……。オトナ世代の女性たち、美容に対して抱いている思いとは?

40~60代女性6000人にアンケート調査

ミドルエイジの女性のイメージミドルエイジの女性のイメージ

 化粧品の開発・製造などを行うウィルミナが、40代以上の女性を対象とした「社会軸から見た美容価値観の変化に関する調査」を実施、その結果を発表しました。3月8日の「国際女性デー」に併せたもので、美容に対する女性たちの複雑な心情を浮き彫りにしています。

 同社が2024年9月に行った「美容習慣に関する調査」(※)では、53.7%が美容は「自己満足のため」と答えた一方、71.7%が「自分の価値が外見で判断されていると感じたことがある」と回答。自分自身のため(自分軸)と社会からのプレッシャー(社会軸)との間で揺れ動く心情が明らかになりました。

 今回の調査は2025年1月、40~60代の女性6000人を対象にウェブ上で実施。まず「女性の価値が外見で判断されていると感じたことはあるか」との問いには83.6%が「はい」と回答。また「どのような馬遠で美容のプレッシャーを感じるか」については、仕事・職場、友人・知人との交流がそれぞれ27%と多くの回答を集めています。

 次に、「社会にどのような『美の基準』が存在していると思うか」については、「若々しい見た目が良しとされる」が最も多く40.4%、「痩せている方が美しいとされる」が21.2%、「肌がきれいであることが重要視される」14.7%、「メイクしている方が好ましいとされる」10.2%と続きました。

 これについて同社は「手軽に美しくなれる美容医療という選択肢が普及している近年では、より社会の目線が若さを重視しているように感じられるのかもしれない」と分析しています。

 一方、美容業界・ブランドに求めることでは「自然体の美しさを大切にする」ことが、未来の美容トレンドとして共感できるものでは「ナチュラルエイジング」が、それぞれ最多の支持を集めており、無理のある“若作り”より自然な美しさを求める女性が多い傾向がうかがえます。

※美容習慣に関する調査:2024年9月、40代以上の女性300人を対象にウェブ上で実施。

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