7割以上が感じている《SNS疲れ》辛くなる理由は? ストレスをためないコツまで
2025.2.9 杉山ゆい
日常生活において欠かせないSNS。さまざまな情報を得られるものの、知りたくない情報まで入ってくるデメリットもあります。どうすればSNSとうまく付き合っていけるのか紹介します!
約7割がSNSに疲れた経験あり

インスタグラムやX(旧Twitter)、フェイスブックなど、多くの人と気軽につながれるSNS。長年会っていない友人や知り合いとも気軽につながって、さまざまな情報を調べられるので、メリットも多数ありますが、知りたくない情報も目にしてしまう一面もあります。
もし「楽しいしつい気になるから見てしまうけど、なんだか辛いかも……」と感じたことがあるなら、SNS疲れかもしれません。今回は、SNSが原因で辛くなる理由や、ストレスを溜めないコツを紹介します。
メディア事業を展開する「アップデイト」が行った「SNS疲れに関する実態調査」を参照しながら紹介していきます。調査は2023年月8月10日~2023年8月16日、47都道府県在住の10代~60代1000人を対象にしたものです。「SNS疲れをしたことがありますか?」という質問に対して、「はい」と答えた人が72%、「いいえ」と答えた人が28%でした。約7割の男女が、SNSが原因で辛くなった経験があることが分かります。
さまざまなSNSが普及し便利になった一方、ヒマがあればついスマートフォンを開いてしまう人は多いもの。自分で見ているにもかかわらず、疲れるのはなぜなのか、疑問に思うのではないでしょうか。
SNS疲れが起こる理由
SNS疲れが起こる原因や理由でよくあるのが、「知りたくない情報まで知ってしまう」というもの。また、「他人と比較してしまう」「いいねやコメントが気になってしまう」などの理由もあるでしょう。仲の良い友達だけをフォローしていても、結婚や妊娠、旅行したことなど、他人のキラキラした生活は羨ましく思えるもの。「あの子は〇〇なのに、自分なんて……」と感じたり、世の中の辛いニュースを目にしたりして、情緒が不安定になる人もいるはずです。
また、自分の投稿にどれだけ反応が来るか気にしすぎて、疲れる人もいます。「いいねやコメントがまったくこなかったらどうしよう」と必要以上に心配になり、思うままにSNSを投稿できない人も多いでしょう。
ストレスなくSNSを楽しむコツ
ストレスなくSNSを楽しみたいなら、SNSを休む期間を作る、時間制限をかけるなどがおすすめ。さまざまな情報を取り入れられるSNSは便利ですが、なくてはならないものではありません。そのため、1週間はSNSを見ない・今日からSNSを見る時間を1時間にするなど、自分でルールを決めると良いでしょう。また、複数のSNSを利用している人は、使う種類を減らすのも効果的です。取り入れる情報が少なくなれば、ストレスの要因も減り、心が軽くなるかもしれません。
【まとめ】
SNS疲れを経験したことがある人は、意外と多い結果でした。ストレスを感じるくらいなら、やらなくてOK。使い方を工夫し、必要な情報だけを取り入れれば、SNSを楽しく使いこなせるでしょう。SNSに依存すると日常生活にも支障が出る可能性があるため、「疲れたかも」と感じたら、早いタイミングでデトックスを行ってくださいね!
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