【トマトジュース】美容のために飲む20~30代が増加中? SNSで話題、「リコピン=美肌」のイメージ定着♪
2025.2.3 LASISA編集部
トマトジュース、日常的に飲んでいますか? 子どもの頃は味が苦手だったのですが、最近は美容を気にする人たちがリピしているみたいです♪

カゴメは2025年2月3日、同社が販売する「カゴメトマトジュース」の2024年の出荷量が2023年の出荷量を約20%上回り、3年連続で過去最高を更新したと発表しました。トマトジュースの需要が増え続けている“3つの要因”とは――?
カゴメジュース全アイテムの2007~2024年の年間(1~12月)出荷実績(容量/mL)から換算したもの。同社によると、カゴメトマトジュースで販売ボリュームが大きい200mL、720mL、900mLで出荷量の最大値を更新しました。
同社は出荷好調の要因について次のように分析しています。一つ目は、機能性表示の「善玉コレステロールを増やす」(リコピン)と「血圧が高めの方の血圧を下げる」(GABA)に関心が高いと思われる50代以上の購入量がさらに拡大したこと(同世代は同社のメインユーザー)。また、SNSを中心にトマトやリコピンと美容・健康に関する話題が増え、20~30代の購入率が増加したこと。さらに、生鮮野菜の価格高騰により、品質と価格が安定しているトマトジュースが評価され、生鮮トマトの代わりとして利用された可能性があること。
Instagramでは「#トマトジュースダイエット」というハッシュタグが若い世代を中心に使用されているほか、「トマトジュースは太りにくいらしい?」「美肌になりたい人が選ぶべき飲み物」などと紹介されています。またX(旧ツイッター)でも「もう3年くらい毎日飲んでる」「今日から1日1杯飲む。よろしくトマトくん」といった投稿が多数。
冒頭で紹介したカゴメ製品のほか、伊藤園が「睡眠の質(眠りの深さ)の向上」「一時的な精神的ストレスを軽減する」との機能性表示食品である「充実野菜 理想のトマト」を展開するなど、健康志向の高まりを背景に機能訴求を強調する商品が増えているのも市場の特徴の一つです。
参照:
マクロミルQPR/カゴメトマトジュース食塩無添加/期間2024年1~12月/全国/全業態
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