【すっぱいミカンを甘くする方法】レンジを使ったまさかのテクニックも? すぐに試せる簡単な裏技を大紹介
2025.2.3 LASISA編集部
「みかんを一口食べて「なんだか酸っぱい……」と感じたことはありませんか?みかんの酸味の正体は「クエン酸」という成分。今回は、クエン酸を上手に減らしてみかんを甘くする裏技を紹介します。
すっぱいミカンを甘くできる?

冬の風物詩といえば、こたつで食べるみかん。でも、一口食べて「なんだか酸っぱい……」と感じたことはありませんか? 実は、みかんの酸味の正体は「クエン酸」という成分。今回は、クエン酸を上手に減らしてみかんを甘くする裏技を紹介します。
揉むだけで甘くなる!?
まず定番といえる対処策が、みかんを揉む方法。刺激を受けた果肉の細胞が修復過程でクエン酸を消費するため、酸味を和らげることができます。さらに、揉んだあとは1時間ほど置くことがポイント。クエン酸が抜けてより甘いみかんになるので、ぜひ試してみてください。
みかんを“温める”のもアリ!
意外に思われるかもしれませんが、「加熱」するのもひとつの方法。みかんを温めると酵素が働いてクエン酸が分解され、甘みを感じやすくなります。レンジで30秒ほど加熱するのが手軽ですが、みかんが爆発しないよう皮に切れ目を入れる作業をお忘れなく。
また、40度くらいのお湯に10分ほど浸して温めるのもおすすめです。お湯につけることで、厄介な白い筋がとれやすくなるという嬉しい効果も。
ちなみにみかんは焼いても甘みが引き立ちます。焼くことでみかんの水分が蒸発して甘み成分が凝縮されるので、オーブンやフライパンで焦げ目がつくまで焼いてみましょう。ジューシーな食感になり、ジャムのようなとろみが出て香ばしさも加わるため、生のみかんとは違うおいしさを楽しめます。
追熟には「リンゴ」が出番
最後に紹介するのは追熟です。そもそもみかんが酸っぱい原因は、みかんがまだ未熟なのかもしれません。収穫したばかりなら、数日置いておけば徐々に酸味が抜けて甘いみかんに。さらにりんごと一緒に保存すると、りんごが放出するエチレンガスの効果で熟成が促進されます。りんご1個とみかん2~3個をビニール袋に一緒に入れると効果的。
いずれの方法も簡単に試せるものばかりです。酸っぱいみかんに出会ったときは、「食べられない」と諦める前に今回紹介したテクニックを取り入れてみては?
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