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【賃貸】すぐに物件が埋まる“都内の駅”ランキングTOP5!シングル1位は“家賃相場31万”の駅…ファミリー1位は…?

2025.1.23 LASISA編集部

1月~3月は1年の中でも特に引っ越しをする人が多くなるシーズン。人気のエリアは、すぐに埋まってしまう傾向があります。実際にどんな駅が物件が埋まりやすいのでしょうか。

すぐ物件が埋まりやすい駅は?

すぐ物件が埋まりやすい駅ってどんな特長がある?すぐ物件が埋まりやすい駅ってどんな特長がある?

 1月~3月は1年の中でも特に引っ越しをする人が多くなるシーズン。人気のエリアは、すぐに埋まってしまう傾向があります。実際にどんな駅が物件が埋まりやすいのでしょうか。

 不動産・住宅情報サービス「LIFULL HOME’S」が、賃貸物件の掲載期間が短い「すぐに物件が埋まりやすい街ランキング(東京都編)」を発表しました。調査は、昨年の1~3月の期間の賃貸物件情報の掲載期間を駅ごとに調査。掲載期間(中央値)の短い街をすぐに物件が埋まりやすい街とし、掲載期間(中央値)の短い順にランキング化したものです。

 それによると、「シングル」タイプの1位は東京メトロ銀座線「外苑前」(家賃相場:31万円)で、掲載期間(中央値)は9日間でした。「外苑前」は渋谷や新橋など主要駅へのアクセスもよく、都心に近くありながらも静かなエリアで人気。

 2位は東武亀戸線の「東あずま」(家賃相場:8万9500円)となりました。家賃相場が8万円台と、ランキング上位の中では抑えめですが、複数路線が乗り入れる錦糸町へも約11分で行くことができるほか、東京や上野へも30分以内で行くことができます。

「ファミリー」タイプの1位は東京メトロ有楽町線・副都心線の「地下鉄成増」(家賃相場:19万8000円)で、掲載期間(中央値)は8日間となりました。「地下鉄成増」は、池袋や渋谷へ乗り換えなしで行くことができるアクセスの良さに加えて、駅周辺にはスーパーなどの生活のための施設も充実している点も魅力。

 2位は東京メトロ東西線の「木場」(家賃相場:20万8000円)となりました。「木場」は大手町や飯田橋といったオフィス街へも乗り換えなしでアクセスできるほか、2030年には東京メトロ有楽町線が隣駅である東陽町まで延伸する予定となっており、より交通利便性が高まることが予想されます。

 LIFULL HOME’S編集部が、2025年の住宅トレンドワードのひとつに「ずらし駅」を挙げました。複数路線が使えて駅勢圏の広いターミナル駅に隣接した駅を指す言葉で、昨今の物価上昇や家賃相場の上昇を受け、比較的家賃の抑えられる「ずらし駅」の人気が高まっているそう。

 今回のランキングでも、乗換駅に隣接した東あずま駅や木場駅、本所吾妻橋駅、都心のターミナル駅に隣接した外苑前駅や新大久保駅、初台駅などが上位にランクインしており、このような「ずらし駅」の物件で、高いニーズがあることがわかります。

駅から近すぎず遠すぎない““ちょうどいい”物件が人気

 23区と市部とを比較すると、市部のほうが全体的にやや掲載日数が長いものの、駅徒歩分数別で見るといずれも2-15分の物件で比較的掲載日数が短い傾向にあり、23区と市部で類似する結果となりました。
また、駅徒歩分数と物件の築年数の割合をみてみると、掲載期間が比較的短かった駅徒歩2~15分のエリアは、築10年以内の物件の割合が高い傾向となりました。

 LIFULL HOME’Sは、「駅近と駅遠という対極にある物件が、どちらも掲載期間が長い傾向にあるという結果になりました。翻って「すぐに埋まりやすい」人気の物件は、駅から近すぎず遠すぎない“ちょうどいい”物件だといえそうです。また、今回その要因を分析したところ、築年数が浅い物件が多いエリアで掲載期間が短い傾向にあることがわかりました。また、東京都における駅徒歩分数帯別の掲載期間と築10年以下物件の割合には強い相関関係が見られます」と考察しています。

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