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「どうして空は青い?」「リンゴはなぜ赤い?」2歳頃からの【なぜなぜ期】が地味に大変…雑にならない“返し”が重要

2025.1.16 LASISA編集部

 子どもの成長はうれしいもの。しかし成長の過程では、「イヤイヤ期」や「なぜなぜ期」といった両親を困らせる時期も訪れます。今回は何にでも「どうして?」とたずねてくる「なぜなぜ期」の対応方法について見てみましょう。

「なぜなぜ期」とは?

「なぜなぜ期」はなぜ大変?「なぜなぜ期」はなぜ大変?

 子どもの成長はうれしいもの。しかし成長の過程では、「イヤイヤ期」や「なぜなぜ期」といった両親を困らせる時期も訪れます。今回は何にでも「どうして?」とたずねてくる「なぜなぜ期」の対応方法について見てみましょう。

 子どもたちがさまざまな興味を持ち始めるとスタートする「なぜなぜ期」。個人差はありますが、1~2歳頃の「これなぁに?」と物の名前を知りたがる、いわゆる「なになに期」を経て、3歳~6歳頃に「なぜなぜ期」が到来すると言われます。「なぜなぜ期」になると、「どうして○○なの?」「なんで○○は○○なの?」といった、「なぜ?」を両親に何でもたずね始めます。保護者にとって、すぐに答えられる質問であれば「どうしてお空は青いの?」「神様はいるの?」など、大人でもわからない質問やすぐに答えづらい質問も容赦なく投げかけられます。

 このような質問に対し、丁寧に答えてあげるのが大切ですが、家事などの最中で忙しい時に「なんで?」「どうして?」と質問を繰り返されると、イライラして「後でね」「ママもわからないや」など、曖昧に対応してしまうこともあるものです。

 しかし、このような「なぜなぜ期」は大人にとっては少し厄介な時期でも、子どもにとって成長のチャンス!そこで今回は子供の成長を伸ばすなぜなぜ期の子どもへの対応方法を詳しくご紹介します。

多くの親の乗り切り方は?

 ネット上でも「どんな些細なことでも“なぜ?”って聞いてくるから本当に大変だった……」と苦労する声が続出。先輩ママ・パパはどのように乗り切ったのでしょうか。

 対応パターンとして多いのは、「考えてごらん」「何でだと思う?」と一旦子どもに投げ返すパターン。

 そもそも、子どもの「なぜ?」は簡単なものだとは限りません。大人では疑問にも感じない当たり前の日常でも、子どもにとっては「なぜ?」があふれています。

「自分も分からないから、“考えてごらん”“調べてごらん”で逃げるしかない」「小さなことでも質問攻めになって辛いからつい、自分で調べてと雑に返しちゃう」といった意見も。確かに親が簡単に回答すれば、子どもの物事への興味が薄れ、受け身な思考になるかもしれません。逃げを目的にした回答は、雑な子育てと言えるでしょう。

【次ページ】「なぜなぜ期」は親も成長するチャンス

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