【大根おろし】は100均でじゅうぶん!?!ダイソー「ステンレス製おろし金」VS ののじ「大根スリスリ」 価格差18倍の違いを検証
2024.12.3 千秋
おろした大根おろしの味も比べてみた
もしかすると、筆者は人生において大根おろしに真剣に向きあってこなかったのかもしれません。残念ながら、大きな味の差を感じることができなかったのです。
強いていうなら、「大根スリスリ」でおろした大根おろしのほうが、ややフワッとしている印象。だから「大根スリスリ」でおろしたほうがおいしいと断定できるレベルではありません。あとは「ステンレス製おろし金」でおろしたほうが少し水っぽいくらいです。
なお「大根スリスリ」は裏表の両面に歯が配置されており、メーカーサイトによると表面が粗めで「シャキふわ」な食感に、裏面は細かめで「ふわシャキ」な食感が楽しめるといいます。今回の比較では表面を使っています。
どっちがおすすめか??

使いやすさという点では圧倒的に「大根スリスリ」なのですが、実際にテストした仕事効率は30%ちょっとしか変わりません。ただし価格差は18倍です。この点を勘案すると、すべてはどのくらいの頻度で使うか、そして、どのくらいの量の大根おろしを食べるのか、の2点でしょう。
この点だけから考えるなら、筆者の家は税込110円の「ステンレス製おろし金」で十分です。なぜなら、筆者は自宅のキッチンにおろし金がないことに気付いていませんでした。そのくらいの頻度でしか、大根おろしを食べていないわけです。そんな筆者に、税込1,980円の「大根スリスリ」は必要ないと考えるのが当然でしょう。
しかし、この記事を書くにあたり、何度も大根おろしをおろしてみた結果「大根スリスリ」だとかなり簡単に準備や後片付けを含めて大根おろしが作れます。そうなると、納豆に入れたり、そばの薬味にしたり、焼き魚に添えたりと、ちょっと大根おろしをおろすことが劇的に増えました。
筆者は基本的に大根おろしが好きですが、面倒で食べていなかったので「大根スリスリ」があれば、大根おろしを使うようになるわけです。そうなると「ステンレス製おろし金」でいいか、「大根スリスリ」にするかは、現状どれだけ大根おろしを食べているかではなく、大根おろしが好きかや、大根おろしのある食生活を送りたいかで決めていいのかもしれません。その点からいうのであれば、筆者は使いやすい「大根スリスリ」のおかげで大根おろしのある今の食生活のほうが気に入りました!
<公式サイト>
ダイソー
https://www.daiso-sangyo.co.jp/
アウトドア・レジャーに興味を持ちつつも、本格的な登山をするほどではない「やわらかアウトドア」派。どちらかというとやや陰キャ。カメラ、コンピューター、デジタルガジェットも得意分野。ネットショップ、ホームセンターあるいは100円ショップでは「安くてお得な感じ」なモノはないかと考えるのが好き。
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