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甘い卵焼きはアリ?ナシ?卵焼き器にも「東型」「西型」の2種類が存在!?【関東、関西の卵焼き文化の違い】

2024.11.7 LASISA編集部

お弁当や朝食の定番「卵焼き」。関東と完成のダシ文化の違いが話題になることは多いですが、身近な卵焼きでも違いは表れます。

卵焼き器の形も違う? 関東、関西の卵焼き文化の違い

関東、関西の卵焼き文化の違い関東、関西の卵焼き文化の違い

 お弁当や朝食の定番「卵焼き」。関東と完成のダシ文化の違いが話題になることは多いですが、身近な卵焼きでも違いは表れます。その違いは大きく、関西人からは「甘い卵焼きはありえない」との声があがるほど。さっそく関東と関西の卵焼きの違いを見ていきましょう。

卵焼きでみるダシ文化

 関東の卵焼きは、砂糖が入った甘い味付けが主流。一方、関西ではダシのきいたしょっぱい卵焼きが基本です。関東の人は「甘い卵焼きが箸休めになる」と感じるようですが、関西人からは「甘い卵焼きだとおかずにならないでしょ」「ご飯と一緒に甘い卵焼きを食べるのは無理」「スイーツじゃないのになんで甘くするの!?」といった声があがっていました。

 関東と関西の違いは卵焼きの味付けだけではありません。実は卵焼き器にも「東型」と「西型」が存在します。東型はほぼ正方形で、「角型」と呼ばれるもの。関東風の甘い卵焼きは、適度な焦げ目をつけた上で、厚く巻くのが合っているためです。

 西型は縦が長い長方形で、「角長型」とも呼ばれます。薄く焼いた卵を何度も巻き付けながら作ることで、だし巻き卵のような柔らかい食感に。関東よりも多く返す分、正方形よりも長方形の方が返しやすく、関西では西型の卵焼き器が好まれているのです。

 味付けの違いは、卵焼きだけではなくさまざまな場面で見られます。例えばダシの味が際立つおでん。関東では昆布と鰹節を基本に、醤油やみりん、砂糖などで甘辛い濃い目のダシが好まれます。関西では関東よりも薄めの味付けで、ダシの味が残るよう調味料は薄口しょうゆを使って、ダシが濁らないよう最低限の味付けでしか使用しません。

 普段家庭で何気なく作っている料理も、知らないうちに関東風、もしくは関西風の味付けになっているかもしれませんね。たまには逆の味付けにトライしてみるのも面白いのではないでしょうか。

 あなたの家庭の卵焼きの味付けは??

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