知らなかった!鮭の種類や呼び名 「鮭」と「サーモン」の違いは? 栄養士ライターが解説
2024.11.5 野村ゆき
「塩鮭」の甘塩・中塩・辛塩の違いは?

なお、「塩鮭(シオザケ)」として売られている切り身には、白鮭、紅鮭、銀鮭が使われることが多く、塩分濃度の違いで「甘塩(甘口)」「中塩(中辛)」「辛塩(辛口)」と区別されています。一般的には、甘塩=3%未満、中塩=3%以上6%未満、辛塩=6%以上10%未満の塩分濃度となっています。海水の塩分濃度がおよそ3%なので、辛塩は結構しょっぱく感じるかも知れません。ちなみに、塩鮭1切れ(100g)あたりの塩分(食塩相当量)は1.8g(※1)。塩分が気になる場合は、取りすぎた塩分を体外へ排出する働きがあるカリウムを多く含む野菜や果物も食べるようにするなど、バランスを整えることを心がけてくださいね。(※1)参照:『日本食品標準成分表(八訂)増補2023年』より
編集ライター歴25年以上。食と栄養への興味が高じて40代で社会人学生となり、栄養士免許と専門フードスペシャリスト(食品流通・サービス)資格を取得。食品・栄養・食文化・食問題に関する情報+好奇心のアンテナをボーダーレスに広げ、分かりやすい記事をモットーに執筆中。
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