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SNS「子どもが少なくて快適なカフェ」←“炎上”しちゃう理由、分かりますか? 悪気なくても大批判が集まる《投稿4パターン》とは

2024.10.27 岩井なな

日常的に利用している人も多いSNS。何気ない投稿をしているつもりでも、思わぬ理由で炎上するリスクをはらんでいます。

炎上を避けるためには?

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 SNSでの発信は、一般のユーザーであってもときに大きく拡散され、多くの人の目にとまる可能性を持っています。同時に、発信内容によっては炎上状態に発展するリスクも伴います。炎上を避けるためには、どのような発言が問題となりやすいのかを常に意識して利用することが大切。それでは、SNSで炎上しないために気を付けたいこととは一体どのようなものなのでしょうか。

(1)ネガティブな発信

 まず、SNSは自由な発言の場ですが、悪意を含む発言や他者を批判する投稿は特に炎上しやすいです。「○○が嫌い」「○○の人には我慢できない」といった、言い切る口調のネガティブな内容は、たとえ一部の人からは共感を得られるものであっても、誰かを傷付ける可能性が高いため危険です。傷付いた当事者だけではなく、その周囲の人から反感を買い、炎上することも十分にあり得ます。

 意見を発信する際は、投稿する前に今一度「誰かを傷付けていないか」を自問することが大切です。文章を書いた時点で批判的な内容になっていると気付いたときは、ポジティブな面を考えるように心掛けたり、発信内容が他の誰かにとって不快なものになっていないか考えたり工夫してみましょう。

 また、感情的になりやすい話題に関しては、冷静になる時間を持ち、衝動的な発信を避けることも有効です。

(2)主語が“大きい”

 さらに、自分が体験した出来事や意見に基づく発言でも、「女の人は○○」「○○に住んでいる人は▲▲」といった大きな主語で意見することは避けましょう。このような断定的な表現は、その属性に該当する多数の人を一くくりにするため、批判を受けやすくなります。あなたが偏見の強い人と捉えられても仕方ありません。偏見を感じさせる内容は SNSで炎上の原因になりやすいことは覚えておきたいポイントです。

 そこで、個人的な経験や意見を述べる際には、あくまで「自分の体験」「自分の感じ方」と補足したうえで発信するようにしましょう。「自分の場合はこう感じたけど、他の人は違うかもしれない」というスタンスを取ることで、他者を尊重し、幅広い意見を受け入れる姿勢が伝わります。

 主語を大きくすると該当する対象もおのずと多くなるため、おすすめできません。また、断定的な表現を避けることが炎上を防ぐことにつながります。

次は……「一面的な視点」と「ソースなしの拡散」

ウェブライター 岩井なな

アパレル業界出身のウェブライター&取材ライター。ファッション、美容、恋愛など女性の自信につながるテーマを取り扱うのが好きで得意。近年は、あか抜けファッションとツヤ肌メイクについて研究中。

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