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自家製喫茶店プリンに舌鼓♪ 懐かしくも洗練されたネオ喫茶「drip(ドリップ)」

2022.2.27 HAZUKI

池尻大橋駅を出てすぐの商店街に入ると、かわいらしい「drip」のロゴが描かれた看板が目に入ります。店内は、温かみのあるウッディな作りに、シックな差し色。レトロ感もありつつ、おしゃれで洗練された空間です。

おうち時間で気づいた、“人に会うこと”の価値

お店こだわりの自家製プリン

 お店を切り盛りするのは、なんと、現役モデルとして活躍する一ノ瀬遼さんと滝澤咲子さんのお二人。全く畑違いな業種でありながら、提供するフードやドリンクのクオリティは確かなもの! お二人がつくりだす空間の魅力に迫ってみましょう♪

写真の左・一ノ瀬さん 右・滝澤さん

 新型コロナウイルスが流行り始めて間もない頃、モデルの仕事も減り、世の中の大半がそうであったように、一人の時間を多く過ごすことに。自分の時間を過ごすうちに、「今なら好きなことができるチャンス」だとぼんやり考えていたと話す滝澤さん。大好きなお菓子やチャイをつくったりして、普段とは違う充実した時間を過ごしていたそう。

 一方、「のせごはん」という、インスタグラムの大人気アカウントで、料理の腕前を披露する一ノ瀬さんも同じように考えていたと言います。

店内で人気のボックス席

一ノ瀬さん:
「飲食店の立ち上げや、ブランディング、フードサービス、他に空間デザインなども展開する株式会社トラクションの社長と友人で、僕も趣味で料理アカウントをやっていたし、じゃあ、一緒に何か始めてみる? みたいな話になって(笑)。」

 絶妙なタイミングとチャンスが二人を引き合わせ、人と会えない時間が続く毎日だからこそ、“人と会える”きっかけをつくりたいと考えたのがdripの始まりでした。

 そして2020年の夏、初めてのカフェイベントをごく少人数で開催したそう。

滝澤さん:
「業界のモデル仲間とかヘアメイクさんとか、本当に小さな知り合いだけのイベントだったんですけど、とても評判が良かったんです。私たちもとても楽しくて!」

 こうして、異色のキャリアを持つお二人が、満を持してカフェをオープンしたのが2021年の春でした。

探究熱心な2人が趣味で始めた料理、いつしか本格的なお店の看板メニューに!

著者 HAZUKI

カナダ・トロント在住時代に、会社員として働く傍らライター業を始める。 帰国後、映画やドラマ、アニメなどの映像系CG制作会社に勤務しながら、さまざまなメディアで執筆。現在はフリーライターとして、海外での経験を活かし、ライティング・翻訳などを行っている。

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